DETAILS 商品詳細

アーティスト:
ORITO
タイトル:
団子と珈琲
The Everlasting Soul Man
レーベル
: ヴィヴィド・サウンド
品番
: VSCD3383
税込価格
: 3024円
商品区分
: CD
発売日
: 08.07.16
バーコード
: 4540399033839
ジャンル
:  AOR/CITY POP  R&B/SOUL 
関連ページ
:  コラム
ヴィヴィド・サウンド
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2008年2月23日に急逝した孤高のジャパニーズソウルシンガー。ORITO。サザンソウルの首都、メンフィスに単身乗り込み、ハイサウンドを生み出したウィリーミッチェルの元、衝撃のデビューから十数年。ORITOがこの世に最後に示すのは等身大の”ジャパニーズソウル”。日本の原風景を現した剥き出しの感性から生み出された歌声とメロディは日本人の心に響く”魂の音楽”だ!
■新作への思い                                                text by ORITO

ORITOの新作では、ソウル・ミュージックはもはや、ORITO一個人が下記の題材やテーマを描き出す為に、最も適した音楽様式にすぎないのです。つまり、新作はこれまでのORITOが得意としてきた、本場アメリカのソウル/R&Bを日本向けに翻訳し、その本質や空気感を損なわず再現した、というだけの作品にはなりません。
ORITOの新作の題材とは、日本という国の、世の中の片隅で平凡に暮らしている庶民の生活。その中で繰り広げられる 愛や友情、家族の絆、生命の誕生、失恋、労働する姿、その時代の社会状況に翻弄されながらも生きていく姿です。そのような、巷にあふれ過ぎてその価値を軽んじられがちな人間の営みを、ORITOは自分の楽曲と歌声によって今一度、力強くそして美しく描きたくなりました。しかもそれを、“アーティスト”という一見 高尚な天上人のようでありながら実は世捨て人であるという立場を捨て去り、ORITO自らも俗塵にまみれつつこの浮世を生きる“庶民の一人”にすぎないという視点と立場に身を置いて、リアルに歌い上げていきたくなったのです。ORITOが新作で描き出し、歌い上げたいテーマとは、世の中のあちこちで繰り広げられる庶民のありふれた暮らしの中にも、美しくそして豊饒な瞬間や物語がたくさんあるのだ、ということなのです。あえて今、ORITOは、そうゆう歌を世に送り出そうとしています。


【ORITO プロフィール】

1995年、アル・グリーンを70年代の大スターへと仕立てた傑物、ウイリー・ミッチェルのプロデュース、メンフィスは「ローヤル・レコーディング・スタジオ」録音によるアルバム「SOUL JOINT」で逆輸入デビュー。このアルバムは日本に続いて、アメリカ、イギリスでも矢継ぎ早に発売され、メンフィスで行われたデビュー・ショウケイスの模様は日本人としては初めてメンフィスの「名誉市民」の栄を浴すというトピックもあり、CNNで全世界に配信される。日本でもテレビ朝日の「ニュース・ステーション」が特集枠を組み、この模様は「大型国際派シンガーのデビュー」と大々的に放映される。
1997年には全編日本語詞によるセカンド・アルバム「SOUL FOOD」を発表、国内での活動を軌道に乗せる。これを機に、リアルなドメスティックなソウル・サウンドというものを独自に追求し始めたORITOは某雑誌の対談でK DUB SHINEと邂逅、そこでブラック・ミュージックに浸かったパフォーマーがどう日本語に取り組んでいくべきかという点で意気投合、1997年にK DUB SHINEが発表したソロ・アルバム「現在時刻」に収録された「独り言」で共演を果たす。ここで彼と共有されたアーティスト・マインドがその後のORITOの歩みに決定的なヒントをもたらす。
サード・アルバムの制作もこれとほぼ同時期にスタートを切り、T.KURA、ゴンザレス鈴木といったプロデューサーとのコラボレートにより、日本人R&Bシンガーとしての前例のない新たな地平を切り開いていく。その中から、98年の10月にはゴンザレス鈴木&ハウス・ファンデーションのプロデュースによるボズ・スキャッグスのカヴァ「Low Down」のディープ・ハウス・リメイクをリリース。これはクラブで即刻人気の盤となり、限定でプレスされた12インチ・シングルは発売後約1週間で品切れとなる。その人気のほどを裏付けるように、「Low Down」 はN.Y.のハウスDJ、トニー・ハンフリーズのプレイ・リストにもピック・アップされるという栄誉も掴む。加え、アルバムの目玉となるDJ HASEBEとのプロジェクトも発進、そうして生まれたのが「Dj. Feelgood」、「Forever Close To You」の2曲である。ハードエッジなビートに日本語とは思えないリズミカルなリリックの乗る「Dj. Feelgood」は、更にK DUB SHINEのゲスト・ラップが加わったヴァージョンも誕生し、寺を舞台にしたビデオも話題を集めて、その名を一挙に広めていく。
2002年にシングル「Finga Play」をリリース後、新たな日本のソウルミュージックへの探求を開始。ライブ活動やゴスペルなどの経験を重ねて07年より活動を再び本格化。新境地の楽曲をレコーディング後、08年2月23日に公演で訪れていた大阪で急逝。享年43歳。レコーディングを終えていた数曲とライブ音源を加えた新作はORITOが到達した極みをパッケージングした作品で日本のソウル/R&B界に衝撃を走らせる事になるだろう。

感謝の歌




After Hours?Brown Sugar