ARTIST

スーザン・マーシャル SUSAN MARSHALL

オフィシャルHP

『スーザン・マーシャル・イズ・ハニー・マウス』、『ファイヤーフライ』に続く待望の新作、『リトル・レッド(仮題)』完成真近!
http://www.myspace.com/susanmarshall

どんなジャンルの歌でも柔軟かつパワフルに歌いこなすスーザン・マーシャルのアプローチは、ハード・ロックでさえも極めてソウルフルなテイストに仕上げ、リスナーに安堵感を与える。そのような幅広い音楽性に対応できる歌唱力により、彼女はトップクラスのセッション・シンガーとして、これまでに100回近くものレコーディング・プロジェクトに関わってきた。その大半は(スーザンの夫であるエンジニア/プロデューサー、ジェフ・パウエルを介して知り合った)著名なプロデューサー/エンジニアのトム・ダウドと組んだレコーディングである。

バイオグラフィー

メンフィスが誇る女性シンガー、スーザン・マーシャルは、エルヴィス・プレスリーやオーティス・レディングを始め、アル・グリーンからアレサ・フランクリンまで、数々の偉大なヴォーカリストが拠点としてきたこの街に相応しい才能を地元で遺憾なく発揮し、音楽賞に輝いた実績も持つ。\

彼女自身の名前はまだそれほど幅広い層から認知されているわけではないとしても、レニー・クラヴィッツやアフガン・ウィッグスやレイナード・スキナードの作品でスーザンの印象的なヴォーカルを耳にしたリスナーは数多いはずだ。彼女はその天性の歌の才能を生かし、これまでに様々なビッグ・ネームのレコーディングにヴォーカリストとして名を連ねてきた。\

ノラ・ジョーンズ、ルシンダ・ウィリアムズ、キース・リチャーズらが集ったグラム・パーソンズのトリビュート・コンサートにおけるスーザンの歌唱についてローリング・ストーン誌が記事で取り上げた際には、Rockphiles.comに“こんな凄い女性シンガーが埋もれていたなんて、まったく知らなかった。”という驚きのコメントが寄せられた。“あまりの衝撃に前身鳥肌が立った。「Do Right Woman」をパワフルに歌い上げるメンフィスのソウル・シンガー、スーザン・マーシャルのステージングには多くのファンが感動の余り跪くことだろう。”\

イースト・メンフィスで育ったスーザンは、ジャーマンタウン・ハイスクールの名門である芸術コースで、アートと演劇と声学を専攻し、主席で卒業した。高校を卒業したスーザンは、6年間に渡ってマオフ・ブロードウェーのRepカンパニー制作によるライト・オペラ・オブ・マンハッタンの舞台に出演していた。オーディションを通過した時点ではリリック・ソプラノ担当だった彼女だが、やがて《Rose-Marie》や《The Desert Song》等のオペレッタに出演する頃にはメゾ・ソプラノとしての自己のポジションを固めていた。\

しかし楽譜に記載された音からの逸脱を一切認めないクラシック界の呪縛に耐えかねたスーザンは…ロックの世界だけが与えてくれる自由に恋こがれ…ついに完全なる方向転換を図った。メンフィスに戻った彼女は、90年代に仲間と共にマザー・ステーションというロック・バンドを結成してシンガーの座に就いた。ワーナー・ブラザーズの系列レーベルであるEastWestと契約したマザー・ステーションは、1994年に評論家筋から絶賛されたアルバム『Brand New Bag』をリリースし、シングル・カットされた「Put the Blame on Me」はFMのロック・ステーションでヒットした。

All Music Guideのデータベースには同アルバムについて“マザー・ステーションのメジャー・レーベルからのデビュー盤は、ブルースとソウルと生粋のロックンロールが見事に融合した素晴らしい内容だ。”とある。

スーザンがこれまでにスタジオやステージのコーラスとしてバックアップしたアーティストは、レニー・クラヴィッツ、ノラ・ジョーンズ、キース・リチャーズ、プライマル・スクリーム、レイナード・スキナード、メイヴィス・ステイプルズ、グレッグ・ダリ&アフガン・ウィッグス、メイヤ、メンフィス・ホーンズ、ドゥービー・ブラザーズ、ディオンヌ・ワーウィック、ジェリー・バトラー、ノース・ミシシッピ・オールスターズ、アルヴィン・ヤングブラッド・ハート、スティーヴ・アール、アン・ピーブルズ、ジェイ・ファーラー、マイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェイムズ、アダム・レヴィ、ジム・ローダーデール、トッド・スナイダー、ジョン・ドウ、トニックのエマーソン・ハート他、多数に上る。彼女を起用したエンジニア/プロデューサーもトム・ダウドを始め、チップ・モーマン、ジム・ディキンソ\\ン、ジョン・ハンプトン、ジョー・ハーディ、ダスティ・ウェイクマン、ジェフ・パウエルといった有名どころばかりだ。

たとえカテゴリーがロックだろうと、ブルースだろうと、ソウルだろうと、カントリーだろうと、ジャズだろうと…メンフィス地区のグラミー選考委員から2003年のベスト女性ヴォーカリストに選ばれた…スーザンに声がかかるのには確固たる理由がある。

フィラデルフィア・ウイークリー紙の“真に際立ったテネシー・コネクションの衝撃的なショーケース”というCD評に象徴されるように、彼女のソロとしてのデビュー・アルバム『スーザン・マーシャル・イズ・ハニー・マウス』はアメリカ国内を震撼させた。パフォーマとして、ソ\\ングライターとして、そのスケールの大きい音楽的視野を武器に彼女がメンフィスの音楽シーンを先導する日も近いだろう。

ディスコグラフィー