Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite Ver2 <ZIN RADIO Club Walpurgis vol3 >

ゲストにはツバキハウス時代から40年近くお付き合いのミュージシャン、マダム・エドワルダのボーカル、ZINくん。これで普段着??
みなさんご機嫌よう!!
この1週間が瞬く間に過ぎていきました。親しい人との永遠の別れはなんとも言い難い気持ちになります。特に今回、鮎川誠さんはご家族も含め長いお付き合いもあり、受け入れるのがなかなかです。
個人的な思いだけを言えば、お別れはしたくないし、その挨拶さえしたくない。我ながら子供だなって思うけど、正直、その気持ちに偽りはない。これからも今まで通りに「お休みしてるな」くらいの感じで過ごしていきたい。
では気持ちも新たに、こないだのラジオKenrocks Nite ver2の内容をここにも紹介させてもらいます。ゲストにマダム・エドワルダのボーカル、ZINくんを迎えて彼の専門のゴスな80年代〜の象徴的な曲を紹介してもらいました。以下に進行台本を添付します。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite Ver2 <ZIN RADIO Club Walpurgis vol3 > 2.3 OA 2023
みなさんこんばんは1大貫憲章です。マーティン・キヌーです!2月3日の深夜12時半を回りました。いよいよ2月に突入デス!今月は番組にとっても、大貫個人にも何かと話題の多い月になりそう。まずもって、ワタシの72周年の誕生日。卯年で6回り目、年男デスね!この前が還暦60歳だったけど、あっという間、でもあり、やっと来た、な感じでも。しかし、この3年間はコロナで静止していたからLOST YEARSでもある。その分も今後頑張りたいね。こうしてラジオで発信出来てるのは中でもハッピー。みなさんと繋がってる。そんな今夜、ゲストには古い友人のミュージシャン、マダム・エドワルダのボーカル、リーダーのZINくん。彼の企画の RADIO WARPULGISの第3弾。ゴスでダークな世界を探訪しましょう。ではこれから!
M-1 SUICIDE LOVER / ZIN
     「SUICIDE LOVER」 PARANOIA CAFE – RNACDS 1
<トーク1>受けて改めて自己紹介ありで今回のテーマなど〜解説から〜
M-2 All That I Wanted (Vocal/Edit) / Belfegore
     「All That I Wanted」 12″ Elektra – 966 923-0
<トーク2>受けて解説して〜
M-3 Ghost Rider / Suicide
    「Suicide」 Mute – SUICIDECD01
M-4 Futurama / Metal Urbain
    「Les Hommes Morts Sont Dangereux」 Celluloid – CEL 2 – 6569
<トーク3>受けて解説して〜
M-5 Massaker / Tommi Stumpff
     「Ultra」 No Dance – No. CD 12
29’00” CM
30’00”
M-6 The Metro / Bella Morte
       「Where Shadows Lie」 Cleopatra – CLP 0854-2
<トーク>受けて解説して〜最後の曲へ〜今日もありがとう。
M-7 Nerves / Zin Featuring Kiyoshi
    「Satori: A Tribute To Bauhaus」 PANAM –CRCP-20199
ZINくんの解説メモ
今回のテーマはシンセが入ったシンセエレクトロパンク~インダストリアル前夜?な感じの中心にセレクトにしてみました。他にもDAFやKas Productなど入りきれなかったバンドもたくさんありますが、とりあえずこれで。また今回はMADAME EDWARDAではなくZINのソロ時代の曲を入れてみました。
M-1 SUICIDE LOVER / ZIN
  「SUICIDE LOVER」 PARANOIA CAFE – RNACDS 1
1996年リリース。ギター以外はすべて私、ZIN一人でプログラミング/作詞/作曲して作ったCDからのタイトルソング曲です。ちょっと長いのでカットしても良いかもしれません。他の曲も長いものはカットでOKです。
M-2 All That I Wanted / Belfegore
  「All That I Wanted」 Elektra – 966 923-0
これは4曲入りのAll That I Wanted の12インチシングル(1984年12月リリース)のA1の曲です。コニープランク(CAN)のプロデュース曲です。デビューLPアルバムにも入っている曲ですが、イントロのシンセが強調され、ドラムのスネアの音の処理のゲートが強くなっていたり、よりダンサンブルなアレンジになっています。ロンドンで1985年にSisters of MercyをLYCEUMで観たときに、フロアがでかかっていたのが気に入って、ライブ翌日ロンドンのレコード屋で探して買って帰ってきました。Belfegoreのデビューアルバムは録音とプロデュースがコニープランクです。
M-3 Ghost Rider / Suicide
   「Suicide」 Mute – SUICIDECD01
言わずと知れたアラン・ヴェガとマーティン・レヴによる、エレクトロパンクの元祖SuicideのGhost Rider です。
SuicideはAmerican musical duo composed of vocalist Alan Vega and instrumentalist Martin Rev, intermittently active between 1970 and 2016. Alan Vega died in his sleep on July 16, 2016, at the age of 78.
M-4 Futurama / Metal Urbain
   「Les Hommes Morts Sont Dangereux」 Celluloid – CEL 2 – 6569
フランスの(シンセ?)パンクバンド「メタルアーバン」。A1 のHystérie Connectiveがシングルカットされていたので当時はこの曲が人気だったのでしょうか。今回はA6のFuturamaを選んでみました。2分もない短い曲がDischargeなどのハードコアパンクを彷彿させて、そういう意味でもシンセパンクな感じです。
M-5 Massaker / Tommi Stumpff
   Ultra」 RCA Victor – PL 37603
アメリカ、フランスを紹介したので次はドイツで。元ドイツのパンクパンドDer KFCのメンバーだったTommi Stumpff (トミースタンプ)のソロ作品から。1989年リリース。タイトなビートがドイツっぽいです。
M-6 The Metro / Bella Morte
   「Where Shadows Lie」 Cleopatra – CLP 0854-2
*ちょっと長いので中途でカットしても良いかもしれません。
Bella Morte はアメリカのゴスパンク系バンド(1996年結成)。BERLIN のヒット曲のカバーです。キャッチーで良い曲ですね。この手のバンドがヒット曲をカバーするケースは結構多くて思いつくだけでも結構あります。Madonna7Prince、Doorsの曲をゴス系のバンドがカバーしているアルバムもありましたね。
Bella Morte is a gothic rock band that was formed in 1996 in Charlottesville, Virginia, United States. They incorporate elements of metal, dark wave, deathrock, alternative and synthpop.[1] The band’s name means “beautiful death” in Italian.
M-7 Nerves / Zin Featuring Kiyoshi
    Satori」 PANAM –CRCP-20199
1998年にレコーディングした曲。1996年ごろからソロ活動をしていた流れで作った曲で、ZEUS MACHINA(第一期マダムエドワルダ解散後に1998年に結成)をやり始めた頃の曲。今聴くとまだ荒さ、若さを感じさせますが、逆に新鮮です。ギターはGENETがAUTO-MOD解散後1991年から1994年にかけて活動していたバンド”GENET ROCK OF ROMANCE”やhide with Spread Beaverr/Media Youth/machine(PENICILLINのヴォーカリスト「HAKUEI」とのユニット)などをやっていたKiyoshiさん、打ち込みオケはすべてZINが作りました。
       ここからキヌーさんの「KINGSTONE TIME!」
M-1 Revolution / Dennis Brown
      TAXI 22 (JAMAICA盤 7inch)
今夜のKINGSTON TIMEはレゲエマンスに突入したジャマイカ。
2/1誕生日(1957年2月1日 – 1999年7月1日)Prince of REGGAEとも呼ばれるデニスブランの特集をやりたいと思います。
まず聴いていただいた曲は1983年にSLY & ROBBIEの元でレコーディングした名曲Revolution なんですが、荒れた社会のなか、長く生きたいのならお互い愛し合わなければいけない!!というこの当時のジャマイカの情勢を熱く歌っています。
M-2 Since You Came Into My Life / Dennis Brown
   C.S.E.S.LP.01
80’Sジャマイカン・ラヴァーズ名盤!でもあるGOOD VIBRATIONSというアルバムに収録されている、ジャン・アデバンとのデュエット曲でシュガーマイノットの名曲のカヴァーであります
今夜最後の曲は1993年にJammysレーベルからリリースしたスティービーワンダーの名曲を聴きながらお別れしたいと思います。
M-3 Ribbon in the Sky / Dennis Brown
  CRT 169
いかがでしたか?今夜のKenrocks Nite ver2?ゲストにお馴染み、ツバキハウス時代からの友人のミュージシャンZINくんをお迎えして彼の企画「 RADIO WALPURGIS」その3をお送りしました!普段聴いたりすることのないゴスでエレクトロな音楽を存分に堪能したかと思います。80年代ニューウエーブの極みみたいなジャンルですよね。それを現在に受け継いでいる彼のブレない姿勢にはリスペクト!では今夜はこのへんで。お相手は大貫憲章とマーティン・キヌーでした。ではまた来週!ADIOS AMIGOS!!!