ゲストにお馴染みのガレージマスター!ジミー益子さん。 メーカーの増田さんとコンビです。(彼はロンナイ CDの担当でもあります)
みなさんご機嫌よう〜〜〜!!!
昨日今日と東京は秋晴れ?冬晴れ?なのか、 日差しもあり暖かい陽気ですね。まぁ、 陽が落ちたら一気に寒くなるんですが。
ここのところ、 DJ業も順調でこの3年間ふさがっていただけに元気に自らもエン ジョイアブルで楽しくやっています。感謝!! 今週も木曜日と金曜日の二日で3件の現場です。 お知らせもしてますのでお時間あればぜひおいで下さい。 安い上手い楽しい!!ですよ。自分で言うんだから間違いない!( ガビーーン!)
さて、いつものようにここにもラジオKenrocks Nite ver2の内容を紹介させてもらいます。 先週はゲストにジミー益子さん&メーカー担用者の増田さん。 ゴキゲンなガレージロックに加えてワタシの懐かしいGS体験など も含め賑やかに歓談しました。益子さんからは海外から来てる DJとかの話題や実態!も伺いました。 円安で彼らはウハウハなんですね〜〜。
それでは自分の書いた進行表を以下に直貼りします。
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Kenrocks Nite ver2 < ジミー益子&増田義広>11.17OA 2023
みなさんこんばんは!大貫憲章です。マーティン・キヌーです。 11月17日、金曜日の深夜12時を回りました。 秋もディープな感じですよね。 ノーベンバーも後半なんですが意外にそこまで寒くないのか? そんな今日この頃、みなさんは元気ですか? 先週も言いましたが今月は明後日19日にGRCもあります。 ロンナイ以外のDJingをぜひみなさんに体験してほしいデス。サトル、八重樫くんたちと渋谷の駅近、ザ・ ルームでお待ちしてます。さて、今夜はお馴染み! ジミー益子さん&増田義宏さんお迎えしてガレージロック談義。 ではこんなナンバーから!
M-1 Balla Balla / THE SHAMROCKS
「ベスト・オブ・ザ・シャムロックス: ドント・ユー・ノウ・シーズ・マイン」 ODR7241
<トーク1>受けてゲスト紹介から〜今回のテーマは? 解説原稿あり〜
M-2 La La La / THE SHAMROCKS
「ベスト・オブ・ザ・シャムロックス: ドント・ユー・ノウ・シーズ・マイン」 ODR7241
M-3 The Smiling Kind / THE SHAMROCKS
「ベスト・オブ・ザ・シャムロックス: ドント・ユー・ノウ・シーズ・マイン」 ODR7241
<トーク2>受けて解説して〜続いては日本のGS特集。 洋楽の日本語カバー。
M-4 ハ・ハ・ハ / ザ・リンド・アンド・リンダース
「Cult GS Box Group Sounds 1965-1971」 Solid Records CDSOL-1033
M-5 ミッキーズ・モンキー / デ・スーナーズ
「Cult GS Box Group Sounds 1965-1971」 Solid Records CDSOL-1033
<トーク3>受けて解説など〜
M-6 モニー・モニー / ザ・カーナビーツ
「Cult GS Box Group Sounds 1965-」 Solid Records CDSOL-1033
29’00” CM
30’00”
M-7 オーバー・アンダー・サイドウェイズ・ダウンOver Under Sideways Down / ザ・ビーバーズ
GS Pop Covers TECN-25702
<トーク4>受けて解説など〜ここは大貫がチョイスした曲を〜 ビーバーズとテンプターズ。そこに南米のバンドが〜
M-8 Amor Profundo (純愛) / Los Uhnnos
Soñar En Secreto (秘密の合言葉) Lyra DED-182
M-9 ブーン・ブーン/テンプターズ / ザ・テンプターズ
GS Pop Covers TECN-25702
(益子さん解説原稿あり)
1.ザ・シャムロックス/バラ・バラ
2.ザ・シャムロックス/ラ・ラ・ラ
いきなり宣伝で恐縮ですがベスト・オブ・ザ・シャムロックス: ドント・ユー・ノウ・シーズ・ マインが10月27日発売されております。(ODR7241)
「ラ・ラ・ラ」のヒットで日本でも知られたザ・シャムロックス。 シングル盤を中古でよく見かけます。1967年8月に「ラ・ラ・ ラ」日本盤(Polydor DP1534)が発売されており8月27日の全国のラジオ・ リクエストチャート、オール・ジャパン・ ポップ20でビートルズ「愛こそはすべて」 をおさえて1位となっているそうです。日本ではザ・ タイガースがライヴで取り上げ、ザ・ワイルド・ワンズ、 中村晃子もカヴァーしていました。
「ラ・ラ・ラ」はもとはリトル・スティーヴィー・ ワンダーの曲でチカーノのバンド、 ブレンデルズがカヴァーし1964年9月に全米62位となってい ます。(レインボウ・ストンプ! イースト・L.A.・ロック・アンド・R&B・グループス 1962-67 2023年8月25日発売)
シャムロックスはスウェーデンのバンドですが国内では人気がなく 、「キャデラック」のカヴァーを頼りにドイツで活動。
ポリドールに「ラ・ラ・ラ」「バラ・バラ」 を録音しろと言われ録音しています。ヨーロッパでは「 キャデラック」 が人気でドイツに拠点を置いてフランスなどで活動。 イギリスに拠点を移そうとしてマンフレッド・ マンの手助けで4曲録音するも人気のない本国でしか発売されなか った悲運のバンドですね。日本で「ラ・ラ・ラ」 がヒットしていたころにはこんな曲を録音していました。 こちらのほうがシャムロックス本来の実力が出ていると思われます 。
3.ザ・シャムロックス/スマイリング・カインド
「バラ・バラ」にしても「ラ・ラ・ラ」 にしてもほぼ歌詞はないんで歌うのが楽な洋楽ですね。 母国語が英語でない国でヒットしたのがよくわかります。 GSの曲も基本的に日本語詞の曲がシングルになっていました。 しかしGSはライヴでは日本語詞の曲はやらずに英語で歌っていた とのこと。 後に日本語ロック是非論が裕也さんとはっぴいえんどを巡って起き るわけですがそれは置いておいて、
先週ダディー・オー・ノブ主催のバック・フロム・ザ・ グレイヴのハロウィンボウルがありました。
そこに海外の60sガレージ系DJがいろいろ来ていたのですが、 みんな60年代ヒットの英語じゃないローカル・ ヴァージョンやそれっぽい各国語の曲をかけてました。 一人はカナディアン・フレンチ、一人はノルウエー、 一人はオーストラリア、 一人はスペインのDJだからかもしれませんが、 ロカビリー寄りでもメキシコのバンドのスパニッシュ・ カヴァーが人気があるそうでそこそこ値段が上がっているそうです 。 そこでGSの日本語カヴァーの評価も上がっていくのではないかと 改めて感じました。
4.ザ・カーナビーツ/モニー・モニー
5.ザ・リンド・アンド・リンダース/ハ・ハ・ハ
6.デ・スーナーズ/ミッキーズ・モンキー
デ・ スーナーズはフィリピン出身ですが絶妙な日本語がカッコいいと思 います。
7.ロス・ウノス/Los Uhnnos/Amor Profundo(純愛
ロス・ ウノスはボリビアの5人組のバンドで1973年までに5枚のコン パクト盤(331/3 4曲入)をリリースしているようです。
60sガレージ・ディスク・ ガイドで書いてもらった夏目くんがdiscogsでsung in Japanese languageとコメントに書いてあるのを発見し、 試しに買ったところテンプターズのカヴァーだったそう。
1969年発売と書いてありますが、 どういう経緯でボリビアのバンドがテンプターズのカヴァーを演奏 していたのかは不明です。
ここからMartin kinoo 「KINGSTON TIME!」
M-1 You Won’t See Me / The Pioneers
Rub-A-Dub Soul / VP2761.6
今夜のKINGSTON TIMEは今聞いてもらった曲、オリジナルは誰でしたっけ??? 『大貫さんに答えてもらう』お願いします!
そうなんです!!THE BEATLESの名曲をレゲエ・カヴァー& リメイクした特別企画作RUB-A-DUB SOULというアルバムがV.Pから届いたので、 ご紹介しようと思います。
これまでに、スカやレゲエで幾度となく、 いろんな曲がカヴァーされていますが、今作はCLIVE HUNT(クライヴ・ハント)がアルバム・プロデュース。 70年代から現在まで数多くの 作品&楽曲&アーティストを手掛ける名プロデューサー& アレンジャー&ミュージシャン。JIMMY CLIFF、PETER TOSH、TOOTS & THE MAYTALS他のジャマイカのアーティスト達 だけではなく、CHAKA KHAN、STEVIE WONDER他の世界的なアーティスト達も手掛ける大 重鎮なんです。続いて
M-2 Here Comes The Sun / Barry Biggs
Rub-A-Dub Soul / VP2761.6
2曲目もベテランシンガー『バリービッグス』 によるカヴァー聞いた感じ大貫さんどうでしょう?? ラバーズっぽい仕上がりで
ききやすくないでしょうか?? 続いてフランスから人気スターPATRICEが歌うビートルズの 代表作でもある、LET IT BEのカヴァーを聴いてもらいながらお別れしたいと思います。
M-3 Let It Be / PATRICE
Rub-A-Dub Soul / VP2761.6
いかがでしたか?今夜のKenrocks nite ver2?ゲストにお馴染みのジミー益子さん& 増田義弘さんコンビお迎えしてガレージロックさらには日本のGS などまで面白く生き生きと掘り下げてみました。 またさらに深掘りしたいね〜。では今夜はこの辺で。 お相手は大貫憲章とマーティン・キヌーでした。 それではまた来週!ADIOS AMIGOS!!!