Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <ZIN Club Walpurgis7>

今夜はLONDON NITE初期からの友人、MADAME EDWARDA のZINくん。変わらないな〜〜。
みなさんご機嫌よう〜〜〜!!!
ウチの狭い庭ですが、この時期が一番眩い環境なんですね。やはり、かのビージーズの名曲「若葉のころ」原題「First of May」がすぐ思い出されます。草木が萌るシーズン。ちょうど、ブラシの木が真っ盛りで、まさに赤いブラシのような花が綺麗に庭を彩ってくれています。
今週はワタシもかなりタイトなスケジュール。ラジオの収録にDJ が3本、連チャンです。庭の緑に負けないようガンバリます!
ではここにも先週のラジオの内容を。ゲストに久しぶりにZIN くん。ツバキハウスの初期から顔見知りでした。マダム・エドワルダのボーカルでリーダー。年を取らない風貌と声は驚異!です。今回も彼の解説付きで紹介します。
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Kenrocks Nite ver2 <ZIN Club Walpurgis7>5.10 OA 2024
みなさんこんばんは!大貫憲章です!5月10日の深夜12を回りました。ゴールデンウィークも終わりまた労働に勤しむ日常となりましたがお変わりないですか?自分はそもそもがゴールデンウイークなんてものがないので相変わらず。多少イベントがあったくらい。むしろここからデス!来週の17日の金曜日に待望の!LONDON NITEが恒例の渋谷オルガンバーでオールナイトで開催!ゲストにチョー懐かしい DJ DRAGONに氣志團の翔やんが参加です。万象お繰り合わせの上みなさん参加よろしくです。前売りとかないので普通にお店に来てね。2500円!さて、今夜は久しぶりにゲストお迎えしてます。お馴染みですが、マダムエドワルダのZINくん。ラジオワルプルギスその7。まずはこのナンバーから!
M-1 NOSTALGIE / MADAME EDWARDA
  「ヒステリックな侯爵婦人」 WEIRD-2
 
<トーク1>受けて自己紹介ありで解説など〜別紙
M-2 One Man’s Meat / Fad Gadget
  「Gag」 Mute / STUMM 15
M-3 Right Now / The Creatures
     「Right Now」 12″ Wonderland / SHEX 2
<トーク2>受けて解説など〜別紙
M-4 Promised Land / Skeletal Family
      「Futile Combat」 Red Rhino Records / RED LP 57
M-5 \\UNDONE\\ / undertheskin
     「undertheskin」 Alchera Visions / AVR018
29’00” CM
30’00″
M-6 Anthem For A Doomed Youth / Veil Veil Vanish
     「Change In The Neon Light」 Metropolis / MET 629
<トーク3>受けて解説など〜別紙
M-7 La Nuit / MADAME EDWARDA
      「illumine」 WEIRD-4
ここからZIN 解説〜
ラジオクラブワルプルギスの第7夜です。
早いもので1984年にクラブ・ワルプルギスをオープンしてから今年で
40年目の節目でもあるので、今回のテーマは「ノスタルジア」。ということで、自分が青春時代を過ごした80年代的な音を懐古しつつ、進行形の新しい音も交えて紹介していきます。
M-1 NOSTALGIE / MADAME EDWARDA
    「ヒステリックな侯爵婦人」 WEIRD-2
1984年作品。MADAME EDWARDAデビューLPからの曲。CDはその20年後、2014年にリリースされました。今年で発売40周年。月日の流れは早いです。
M-2 One Man’s Meat / Fad Gadget
      「GAG」 Mute / STUMM 15
1984年にリリースされたFad Gadget の4thアルバム「Gag」からB面1曲目の曲です。このOne Man’s Meatはシングルカットもされていてワルプルギスでは当時12インチのロングバージョンの方をよくかけていました。ロンドンのクラブでもFad Gadgetは人気で、当時どこのクラブに行ってもかかっていました。
本名はFrancis John (Frank) Toveyで1956年9月8日ロンドン生まれ。MUTEレコードと契約した最初のアーティストである。1984年のアルバム『ギャグ』の後、彼は芸名を捨て、本名を使用した。
2001年に『ザ・ベスト・オブ・ファッド・ガジェット』がリリースされ、エキサイター・ツアーでデペッシュモードをサポートしたことで再出発がうまくいくかに見えたが、2002年4月3日にロンドンの自宅で心臓発作により45歳で死去した。
M-3 Right Now / The Creatures
    「Right Now」 Wonderland / SHEX 2
The Creatures :スージー&ザ・バンシーズのスージースーとドラムのバッジーのサイドプロジェクト(ユニット)です。前曲に続き、ジャズやスウィング風の曲でつなぎます。この曲はHerbie Mann(アメリカのジャズ・フルート奏者)をカバーで、ビッグバンド風でかっこいいですね。スージー&ザ・バンシーズではたまにジャズやスウィング曲のカバーがありますね。ちなみに、Soft CellやMarc Almondもよく昔の曲をカバーしています。
M-4 Promised Land / Skeletal Family
    「Futile Combat」 Red Rhino Records / RED LP 57
Skeletal Family:イギリスのウェストヨークシャー出身のポストパンク/ゴシックロックバンド。
1982年~1986年まで活動後休止。2002 年に再結成して活動中
こちらは1985年リリースの作品。サードアルバム「Futile Combat」に収録の曲。今回は代表曲をセレクトしましたが、他にもSo Sure、Waiting Hereなど、ポジパンの神髄?的なフロアタムがドコドコしたドラム激しめの曲も多くあります。
M-5 \\UNDONE\\ / Undertheskin
  「Undertheskin」 Alchera Visions / AVR018
ポーランド(ワルシャワ/人口約180万人)の3ピースバンドUndertheskinの2015年の6曲入りのミニアルバムUndertheskinから「\\UNDONE\\」。Cold wave,GOTH系のアーティストです。翳りを帯びた薄暗いイメージの曲ですSisters of Mercyの影響も感じます。ドラムレスのせいかライブではスモークを炊いて背後が見えないのもシスターズっぽい。2016年セルフタイトルのデビューアルバムが世界的に好評を博した後The Soft Moon, Drab Majesty, Cold Cave, Soviet Soviet, and Lebanon Hannover等とヨーロッパで多くのライブに出演。また、Gotham Sounds Festival (DE)、Wave Gotik Treffen Festival (DE) などのフェスティバルにも出演している。
M-6 Anthem For A Doomed Youth / Veil Veil Vanish
  「Change In The Neon Light」 Metropolis / MET 629
Veil Veil Vanishは、2006 年に結成されたサンフランシスコのシューゲイザー/ポストパンク バンド。
メンバーは、Keven Tecon (ボーカル)、Amy Rosenoff (ベース)他。アルバムの中で一番ベースが前面に出ているかっこいい曲です。2010年リリースのChange In The Neon Lightより。名門Metropolisからリリースされた。
M-7 La Nuit / MADAME EDWARDA
      「illumine」 WEIRD-4
1986年作品。宝島から出たカセットブックillumine(イリュミーヌ)に収録。CDはその後、2017年にリリースされました。ディミニッシュというコードを使った曲でギターの響きが他と違って雰囲気のある曲です。
いかがでしたか?今夜のKenrocks Nite ver2?久しぶりでスタジオにゲストを迎えてお送りしました。我々にはお馴染みのマダムエドワルダのリーダー、ヴォーカルのZINくんだったから彼にお任せで、今まで通りにやれたね。しかし改めて彼のキャリアもすごいんだ。ツバキハウスのロンナイ時代に出会ったんだからそりゃ長いよね。40年以上。今夜も彼の好意に感謝です。ではこの辺で。お相手は大貫憲章でした。ではまた来週!ADIOS AMIGOS!!!