やっぱり「ロンナイ・クリスマス」イベントが終わるとホッとします。一年がコレで締めくくられた、みたいな感じですかね。年中行事の最大で最後のモノですから。

でも、その後もお仕事つーか、やることは何かとあります。月いちのイベントが後半に２本あるので、先週はそれでいっぱい。特に２３日の「CROSSROADS」は毎月第４水曜日開催で、自分のロック・トークをお客さんの前で語る、という趣旨のもの。
会場は渋谷のクラブ「Organ-Bar」で、相当に年季の入った「クレタケ・ビル」の４階にある、こじんまりとしたバーみたいなハコです。それも、老朽化がハゲシー。いかにも「ROCK」な感じっすよ。

今月はオーラスでもあり、お客さんにレコード、CD、ビデオ、DVDなど持参してもらい、リコメンドをコメントしてみんなに聴いてもらう、という、まぁ、リクエスト大会をやりました。常連さんも多く、狭いフロアに椅子を並べて仮設のスクリーンに映像を映したりしつつ、ぼくが喋るんです。いわば、ラジオの公開放送みたいな感じ。皆さんいろいろなモノを持ち込んでくれました。一応基本的にロックで洋楽ですが、そのへんはファジーです（古っ）。

２時間ばかりやりましたが、みんな音楽マニアというか、非常に熱心で、B.B.KINGからSugar Ray、Stonesの６９年のMSGでのライブとか、CreamにFlower Travellin'Bandまでネタになりました。
その後に実は普段もそうなんですが、ぼくのラジオの相方のKatchin'のパーティー「Oscillators」があるんですが、今回は「忘年会」つーことで、頭の少しだけぼくもDJをしました。もちろん、CROSSROADSスタイルなんで、６０〜７０年代メインの選曲。そこに来ていた日本の若手バンド、リディム・サウンターのタイチくんは「どれも聴いたことない曲ばかり」と驚いてましたよ。Led Zeppelinの「How Many More Times」も含めてね。

そこでKatchin’、U-ichi＆ぼくとの３ショットを。

その翌日、木曜日にも、月いちのイベント「Last Thursday」というのを、原宿の表参道沿いにあるGYLEビルの４階のレストラン・バー「SMOKE」がやってるんですが、そこにも毎回終わりの方でDJしています。

毎回テーマがあり、それは「アート」だったり「家具」だったり「農業」だったり、いろいろな暮らしの中のひとこまをクローズアップする感じです。音楽もかなり重要で、GRAFITTIのチームやミュージシャン、DJさまざまなジャンルの人たちが集まり、お客さん含めて交流する場になっている、そんな感じが面白いんですね。今回は「クリスマス・パーティー」でもあり、このお店に集う「粋なオトナたち」による「オトナの遊び方」みたいなことをテーマに行われ、いろいろな「世界」にいる世代を超えた人たちが多く集まりました。

ぼくの前にパフォーマンスしてくれたのは、三味線を使うサウンド・ヴィジョンで、ハウスの手法のようでありながら、なんだかプログレみたいで、着流しの東京JET三味線のプレイに「幽玄」ワールドを垣間見た気がしました。アツシくんというそのアーティストは「オーヌキさん、ぼ、若い頃ロンナイ行ってました」と嬉しい一言。

そういうところにも「ロンナイとかぼく自身がやってきた「過去」が絡んで急浮上する場面に遭遇したりするのが、またおおいに刺激になるんですよね。「解説されたレコードを持ってます」とか「ラジオ昔聴いてました」とか。

今年もあとわずか。３１日はカウントダウンをクラブ・ワイヤでやり、その後にオルガン・バーでニューイヤーズ・パーティでDJしてそこからROOMやSONORAに回る予定です。
みなさん、今年もいろいろご支援ありがとうございました。
来年はLONDON NITE３０周年という節目でもあり、さらにロック興しに精進しますので、引き続き応援よろしです。
ちなみに、新年最初の仕事はラジオ以外では、六本木SONORAで１月８日金曜日レギュラーの「昭和洋楽パラダイス」になります。新年会も兼ねて楽しい１年を祈願してやりますので、是非お越し下さい。１１時頃から朝まで、４人のDJが
ノンジャンルで昭和な時代の洋楽をプレイします。ビートルズからプログレ、R＆B、ディスコ、パンクまで。

みなさん、良いお年を！THANX FOR YOUR HELP

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