こないだ、このブログに同じように参加しているDJのはせはじむクンに、大貫さんのは「月刊大貫憲章」なんですか?と、チラッとツツかれました。まぁ、確かに、ぼくの書いた本数は彼に較べたら比較にならないほど少ないのは事実。
でも、「月刊」なんかじゃないですからね。一応取りあげるのは基本、音楽にしているので、彼のように日常な仔細を細かく切り貼りするようなわけにも行かないんです。だいたい、彼のプロフィールに「愛犬家」とありますが、ワンちゃんが好きで飼っているらしいですが、それ以上に好きで放し飼い状態にしているものがありますね。言うまでもなく「女性」です。ですから、誹謗でも中傷でもなく、事実を知る者としては、あそこに是非「女好き」と書いていただきたいな、と。
まぁ、そういうこと言うのも、彼とは随分長いつき合いで、イベントも今は隔月開催ですが『Groovy RockCaravan』というのを、すでに十数年一緒にやって来ています。今では彼と、藤井悟くんに須藤カズヒロくん、村上淳くんの4人だけが、スタート時からのDJメンバーになりました。あ、ぼくを入れれば5人ですが。
また、長くなりますが、ぼくのは基本的にこういうスタイルなんで、大目に見てやって下さい。
今回は、VIVIDで働いている子持ちバンドマンのムツミくんから直にメモで「この1曲にふるえて下さい!シェイキン・ピラミッズのカバーです!スピンして下さい」と檄文をいただいた作品を紹介させてもらいます。
ムツミくんの言うのは、みなさんもよくご存知化と思いますが、ドイツのサイコビリー・キングMADSINのリーダーでボーカリストのコフテ・デヴィルの新たなソロ・プロジェクト、その名もコフテ・デヴィル&ザ・トーキョー・ディビエイターズ!の初アルバム『フォーエヴァー・ユナイテッド 2009』EASTERN-4511。
簡単に言えば、コフテが日本で録音したもので、そのサポートに当たってるのが日本のバンド/ミュージシャンたち、というタイトルに偽り無し、の汗ダク・モーレツ・キョーレツ!なライブ作品で、ムツミくんの言うように、80年代イギリスのロカビリー・バンドで「ツバキハウス」のLONDON NITEでも人気のあったSHAKIN' PYRAMIDSの名曲「Take A Trip」をカバー、それも世界初という快挙?です。ちなみに、このカバー(頭の3曲)はスタジオ録音です。
そのへんの詳しいことはCDの中の解説やインタビューを見て欲しいですね。コレがフツーじゃなく、面白いんだな。そして、これを読んで、CDを聴き終わった時に、あなたは感じるはず。ロカビリーやサイコビリーって、決して一部のマニアな人たちの音楽ではなく、フツーのロック/ポップス・ファンにも十分にエンジョイ出来るものなんだって。まぁ、あのヘア・スタイルやたくさんのタトゥーはともかくとしてネ。
コフテの温かい人間性溢れるステージングやパフォーマンス、それに応える我が日本のロケンローなミュージシャンたちとの、息の合った熱血プレイに、月並みながら「音楽に国境はない」としみじみ思った次第。何事も一番大事なのは「愛」なんだなって、ムっちゃんサンキュー!!
あ、それと、VIVIDのカタログ見ていて、セコいよう
だけど、ウチにいただいていない素晴らしい作品がたくさんあるんだな、と思いました。例えば「ロココ・ジャズ」のオイゲン・キケロの日本で録音したレアなアルバムとか、ゴーグルズやツナミ・アタック2とか。すんませんが、担当者様、よければ、よしなにヨロシクです。
ちなみにYOU TUBEにこの時のライブの模様が多数アッ
プされていますので参考まで。