先週末、東京もロンナイで行った大阪も雨模様だった。それで、新幹線の車中、何とはなしに雨にちなんだ歌のことが頭によぎった。
雨を歌った曲はたくさんある。ロックに限ってみても、調べたことはないけど、それこそ、雨粒くらい無数にあるんじゃなかろうか。
けど、今こうして考えてみて、頭にパッと思い浮かぶのは、まずはビートルズの「レイン」
とか、ジリオラ・チンクエッティの「雨」、それにフォーチュンズの「雨のフィーリング」とかくらい。あ、もう一曲カウシルズの「雨に消えた初恋」も。
これが我が日本の歌謡曲になるとザ・ピーナッツの「ワン・レイニー・ナイト・イン・トウキョー」など、雨にちなんだ歌がたくさん心に浮かぶ。単に、自分の無知のせいかとも思うものの、いや、やっぱり日本人の情緒、血に流れる民族的な心象風景が深く関わっているんじゃないか、という気がしてくる。
だから、何なんだ?と突っ込まれると、明確な論証などないわけで、自分でも、何なんだ?と自問してしまうていたらく。何しろ、ふと一瞬頭によぎっただけの、いわば、泡沫の思いに過ぎないのだから。
なんてことを、ボンヤリ考えている今、頭の中にはずっとビートルズの「レイン」のポール・マッカートニーのぶっといスイングするゴキゲンなベース・ラインが鳴りつづけている。てことは、結局、やっぱりビートルズってのはいい曲作るよな、という話なの?オチのない、独り言だな、完全に。
気を持たせたら、すみません。退屈な車中でのボンヤリ妄想でした。すみませんついでに、今挙げた曲、全部知っているという方はどれくらいなんですかね。