Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 @interfm 毎週木曜23:00~で先週10/25 OA分を

自分のラジオ番組は現状この1本だけ。パートナーつまり相方におなじみのkatchin'を従えてすでに3年に。
 とは言えノースポンサー ノークレイムということで、スポンサーがないのでどこからも口出し、クレームとかないので自由気ままに選曲して喋って「ロック興し」に精進しています。
 しかし、まぁ、たまには口を出されてみたいな、なんてね。DJが職業ですから「収入」がないのは何ともやるせなす、です〜。

 さて、それでも東京、名古屋ではインターFM普通に聴けます。ほかの地域ではアプリがあれば問題ないですね。今やおなじみのRADIKOとかで全国だいたい聴くことが可能になりました。スマホでも。インターでもこうしたお知らせが出ていますので参考にしてみてください。

〜How to enjoy InterFM インターFMの聴き方〜
https://www.interfm.co.jp/howtoenjoy/

 では、先週放送した回のデータというか、自分が書いている進行台本をそのまま添付します。曲目やアーティスト情報などを書き記したものです。読みづらいかもですが、コレで毎回放送してるんですね。では!

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Kenrocks Nite Ver2  クリフはエラい!  10/25 OA 2014

前枠 こんばんは、大貫です、katchin’です。10月16日木曜日の夜11時を回りました。さて、いい加減秋も深まりゆき、台風も勘弁してもらいたいシーズンです。かといって、いきなり大雪なんてのもいらないですね。日本列島クレイジーです。そんな中でノンキに音楽聴いてていいのか?当然YES!です。いい音楽聴いて心研ぎすます、コレ肝心要です。さて、今夜もゴキゲンなのご用意させていただきました。自分のパートはクリフ・リチャードの偉業を讃える、というより、彼の初期の業績の一部を紹介して、今やサーの称号を持つセレブでも出だしはロック馬鹿な小僧だったことをむしろ喜びたい。では、まずは58年、デビューヒットからゴー!
T-1~11"
Move It / Cliff Richard 「Greatest Hits 1958-1962 」     NOT2CD520

<トーク1>  '40の10月4日生まれ74歳のクリフ・リチャードさんは58年から始動、今も現役かつ英国を代表する歌手。ビートルズ同様、叙勲されてSIRの称号も持ってます。ちなみにポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズにクリフの5人が「ナイト爵」。ほかにその下のCBE勲章にはジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、ブライアン・メイとか。さて、今回は便利ものが去年日本盤出て、そこからチョイスしたものなどメインに、自分の選んだゴキゲンなオールディーズロカビリーなども。〜イギリスを代表する国民的ロッカー、”サー” クリフ・リチャードが絶大な人気を誇った60年代に取り上げたカヴァー曲のオリジナルを収録したコンピレーションで「教えてくれた」シリーズのひとつ。前にもドールスで紹介したことありますね。

T-2~6"
M-2 Pointed Toe Shoes / Carl Perkins
「 Cliff Heard Them Here First / VA 」 MSIG-0837

T-3~0"
M-3 Tough Enough / Johnny Otis and Orchestra vocal by The Jayos
「 Cliff Heard Them Here First / VA 」   MSIG-0837

T-4~3"
M-4 The Snake And The Bookworm / Richard Barrett
「 Cliff Heard Them Here First / VA 」 MSIG-0837

<トーク2>  曲受けて解説とか〜意外と地味な選曲。彼自身が選んだのかは不明だけど、すでにシャドウズの前身、ドリフターズをバックに付けてて、エレキのパワーをすでに50年代後半から発揮させていたのはスゴイ!この後にビートルズのセンセーションが来るんだけど、それでも負けずに頑張ってたし。何しろ今までずっと現役で、一流というんだから。ヒットも70年代、80年代にも出してるし。ジョンレノンと同い年だけど芸歴は5年くらいパイセンだしねー。リチャード・バレットは50年代にプロモーターとして多くの人気グループを抱えてた。ティーンネイジャーズ、シャンテルズ、インペリアルズからスリーディグリーズまで。60'Sビートの人気曲「Some Other Guy」のオリジネーターでもある大物。一節によるとこの曲をビートルズがキャバーンで演奏してる映像をグラナダテレビが紹介したのを見たパーロフォンの重役が契約しようと言ったとか?では〜

T-5~8"
M-5 When Blue Turns To Grey / Dick & Dee Dee
「 Cliff Heard Them Here First / VA 」  MSIG-0837

T-6~6"
M-6 La La La La La / Little Stevie Wonder
「 Cliff Heard Them Here First / VA 」   MSIG-0837

T-7~2
M-7 Save My Soul /Jack Scott With The Chantones
「 Cliff Heard Them Here First / VA 」 MSIG-0837

<トーク3> 曲受けて解説へ〜 M-5はストーンズの65年の曲。これを同じPのアンドリュー・ルーグ・オールダムが無名の男女デュオに歌わせたもの。理由は分からないけど、多分ストーンズより先にこういうの出して、彼らの音楽性の多様性をアピールしたかったのかも。常々、彼はビートルズみたいな多彩さがストーンズには無い、という評判を異常に気にしていたらしいし。だから自ら彼らの曲をシンフォニックなオーケストラでアレンジしたり躍起になってた感が。 ジャック・スコットは36年カナダ生まれのロカビリー系SSW。この曲は58年のシングルのB面。どんだけシブいんだ!クリフさん。さて、ここからはこの流れで聴く大貫チョイスの50〜60年代のルーツR&R。おなじみのナンバーやヘンテコな曲も。M-10はジョニサンもカヴァーしてた。シメはクリフの日本だけで大ヒットした「ダイナマイト」です。(オリジナルは59年トラヴェリン・ライト」のB面)。コレ、自分も好きでアナログ買って、歌詞を耳で聴いてカタカナで英詩の下に書いた覚えがあるね。では奇声を発するイントロが素敵な「Suzy Q」で知られるデイル・ホーキンスの曲から。

T-8~0"
M-8 See You Soon,Baboom / Dale Hawkins
「Best of … 」 Chess / MCA CHD-9356

T-9~0"
M-9 Red Hot / Billy Lee Riley
「Red Hot 」 SROLLCD806X

T-10~4"
M-10 Dynamite / Cliff Richard
「Greatest Hits 1958-1962 」   NOT2CD520

ここまで、この後Katchin'の「RUMBLE」へ
今月はCJ RAMONE11月来日記念でラモーンズ強化月間。ノーザンソウルはお休みです。