さて、またここにラジオKenrocks Nite Ver.2の内容を紹介させていただきます。先日の木曜日5月4日に放送された分、 その前のMODS MAYDAYつながりというか、 MODな感じのOrgan Soundに焦点当ててお送り致しました。以下に直張りですがよろしくです。これがみなさんの音楽生活にとって一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite Ver.2 <Mod Organ Special> 5.4OA
みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです、今日もよろしくです!早いものでもう5月ですよ。先週はまだ4月だったのにね。しかも国民の休日バリバリ全開の黄金週間です。昨日、静岡でキヌさんとこでロンナイだったし、連休関係ないけど今月末も宇都宮スノーキーレコードさんでミニロンナイ。6月初旬には岐阜にも行くしね。呼ばれるうちが花だから。さて、そんなゴールデンなウイークの中、皆さんいかがお過ごしですか?普通に変わりなくラジオに向かってる、それも結構なことです。無事に気兼ねなくラジオ聞いてるんだから。今夜はもうじきある日本のモッズの記念集会「MODS MAYDAY」を祝い、モッドなオルガンサウンドを集めて。まずは、これから。ミスター・ソウル・ジャズ、ジミー・スミスで〜
M-1 Alfredo (from "Crazy Baby") / Jimmy Smith
4’28”完「Jimmy Smith Vol.2: Eight Classic Albums」RGJCD-304
<トーク1> 受けて解説など〜モッドなキーボード=オルガンといえばこのジミー・スミスがまず思い浮かぶ。実際、彼が50年台後半から60年代にかけて活躍したことが、多くのフォロワーや余波を生んだ。ハモンドB3という当時注目のオルガンを駆使したダイナミックかつムーディーなサウンド、演奏はジャズの概念を変えただけでなく、その枠を飛び越え、一般にもアピールしてポピュラーな存在で親しまれた。特に60年代の「The Cat」は彼の名を世界中に知らしめたね。CMや効果音やあちこちで使われて耳馴染みある曲。なんで今日かけないかね。05年没。77歳。
M-2 Last Night / Georgie Fame
4’59”完「Mod Classics 1964 – 1966」PCD-17388
M-3 I’ll Go Crazy / Zoot's Money's Big Roll Band
3’41”完「It Should've Been Me」WSBAC-0003
<トーク2> 受けて解説〜ジョージー・フェイムは50年代後期からポップシーンで人気歌手のバックメンでスタート、やがてバックバンド、ブルーフレイムスを率いて人気を集めた。オルガンだけではなくギターも弾くし、曲作り、アレンジなどこなし若くて才能豊かで顔もいい。65年1月「Yeh Yeh」がビートルズの「I Feel Fine」を抜いて全英1位になり一躍人気者。ズート・マネーは61年秋にバンド結成。ジャズコンボスタイルでR&Bシーンで活動。ボーカル&オルガン。65年に本作でデビュー。翌66年10月には名作「Zoot live!」発売、全英23位のヒット。その後が続かないけど
M-4 I’ve Gotta Go Now / Brian Auger & The Trinity With Julie Driscoll
4’08”完「Open」IECP-10018
M-5 Stevie's Groove / The Spencer Davis Group
2’41”完「Eight Gigs A Week: The Steve Winwood Years」PHCR-10705/6
<トーク3> 受けて解説〜ブライアン・オーガーは前に少しやったように、60年代初期、ロッド・スチャートやロングジョン・ボールドリー、ジュリー・ドリスコールらととも SHOTGUN EXPRESS などで活躍。その後、自らのバンド、TRINITYを作り、ジュリーも交えてモッドなシーンに貢献。加えてジュリー抜きでも「DIFINITELY WHAT?」などジャズ風味の強い作品を生み出す。スペンサー・デイヴィスはスティーヴィー・ウインウッドの才能と若さが一番のポイント。16歳でデビュー。ボーカルも演奏も「天才的」と評された。これは67年のナンバーで、彼のオルガンプレイだけで十分に才能を示してます。最後にジミー・スミスの幼友達でもあったジャズソウルのパイオニアの一人、ジミー・マグリフ。彼もまたハモンド B3 の使い手。これは62年のデビューアルバム収録。しかし、彼は多作で年に2〜3枚作ってます。1960〜2007年まで生涯現役。08年72歳で没。
M-6 All About My Girl / Jimmy McGriff
2’52”完「Georgie Fame Heard Them Here First」CDCHD-1458
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いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite Ver.2 前半はモッドなオルガンなど集めてお送りしました。いわゆる、MOD JAZZとかSoul Jazzとか言われてるタイプの純粋ジャズとは違うもの。ラウンジ系とも言えるけど、ジャズの本流からは外れてるので、その辺は評価が分かれますが、イイものはイイのよ。実際ジャズだって80年代にはフュージョンを生み出し、多くのポップスファンから人気になるんだし。ジョージ・ベンソンなんかその象徴。お知らせ。MODS MAYDAYは再来週20日の土曜日。ちなみにその翌日、21日の日曜はThe RoomでおなじみのGroovy Rock Caravanです!はい、今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週、ADIOS AMIGOS!