みなさん、ごきげんよう。12月。師走です。まぁ、そうは言ってもいきなり多忙、ということもないかもですが、そういう気分にはなるんですね。年の瀬というものは。
さて、またここにもラジオKenrocks Nite Ver.2 の内容を紹介させていただきますね。先週放送の12月2日土曜深夜2時からの回のものです。
以下に直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助や参考になればうれしいかぎりです。今後とも、ラジオのサポート含め「ロック興し」にご支援よろしくです。
なお、番組のHPはこちらです。https://www.interfm.co.jp/kenrocks/index.php?mode=sat&id=36
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Kenrocks Nite Ver.2 <Season Of the Witch> 12.2 OA
こんばんは、大貫憲章です、カッチンです。12月ですね。多分今頃、名古屋にも自分がいるような。。ロンナイでDJしてるような。ま、それはそれです。今夜もこんな夜更けにまたあなたに会えて嬉しかデス!九州の番組でもなんでもないです。東京からお送りしてます。今夜はこんな冬の夜長にふさわしい?メニュー。「魔女の季節」の聴き比べ。マニアックですよね。では今夜も1時間よろしくです。オープニングはオリジナルのドノバンから。
M-1 Season Of The Witch / Donovan
4'54" 完 「Retrospective」MSIG-1015-6
<トーク1> 受けて解説〜この曲は1966年の8月に発売されたアルバム「サンシャイン・スーパーマン」の収録曲で、彼のオリジナル。そもそもこのアルバムはドノバンとその育ての親で、辣腕プロデューサーのミッキー・モストが新生ドノバンを生み出すべくサイケの本場、カリフォルニアはハリウッドに出向いてレコーディング。アメリカでも9月に発売。非常に人気のある曲で、多くのカバーがある。その中でも特に名高いのがすぐカバーしたジュリー・ドリスコル+ブライアン・オーガーのバージョン。ついでアメリカで話題になったアル・クーパーが主宰したスタジオでのセッション作品「スーパーセッション」で、ほかにもバニラファッジやテリー・リード(コレもイイ)、ジョーン・ジェットなどから日本ではゴールデンカップスとか。で、次にそのジュリーさんのカバーと、もうひとつは同じ女性ですが、これはつい最近。日本のシンガーのナツキさんの歌うものを紹介します。聴いてからまた。
M-2 Season Of The Witch / Brian Auger & The Trinity With Julie Driscoll
2'43"あたりでCOして 「Open」 IECP-10018
M-3 Season of the Witch / Natsuki
7'09" 完 「Manna / Season of the Witch」(12inch) Kaleidoscope KLSCOP-0001
<トーク2>受けて解説など〜ブライアンのは67年にアルバム「オープン」に収録されてます。ジュリーさんの奔放な味わいとジャジーな演奏のマッチングがナイス。二人の関係はその前のバンドSTEAMPACKET時代から続いてる。ロッド・スチュワートもいました。で、多分ほとんどの方が知らないナツキさん。実は自分もたまた自分のトークビデオイベント「CROSSROADS」にお客さんで来ていて、そもそもが九州博多で活動していた80年代パンク・ニューウエーブなロックシンガーの人なんですが、まさかこうしてレコード(まさにアナログ12インチ)デビューするとは!03年に上京してからは、こちらでも人脈を築き、元 FUSE(ホコ天バンドのとは違う主に浜田省吾のバックを)の板倉さんと出会うことで現在の形が芽吹き、思い入れの強い英国ロックにも感化され敢えて12インチレコードでのデビューとなる。これはB面に入ってます。オルガンはゴロッパチでも共演者でおなじみの元モット・ザ・フープルのキーボード、モーガン・フィッシャー。雰囲気も歌も彼女にピッタリ。お客さんというより音楽仲間ですね。では最後に長尺ですが、冒頭にも言った、「スーパーセッション」からアル・クーパーにギターがマイク・ブルームフィールドとやったものを。コレ、片面づつギターがマイクさんとスティブン・スティルス( CS&N)に別れてます。68年に LAで行われ、これが話題となりスーパーというワードがロック界でブームみたいになった。スーパーグループとか。では時間まで。
M-4 Season Of The Witch / Mike Bloomfield & Al Kooper
11'05" 完 「Super Session」 MHCP-10
ここから「RUMBLE」 ゲスト:畔柳ゆきさん
いかがでしたか、今夜の kenrocks Nite Ver.2? 前半は大貫のチョイスでイメージがなぜか自分的に「冬」な曲のひとつ、ドノヴァンの「魔女の季節」のいくつかを聞き比べしました。日本のニューカマーの女性シンガー、ナツキさんもいい感じでしたよね。声質や歌い方とかさすが英国好き、ケイト・ブッシュが好きだった彼女らしい空気感で。ディスクユニオンにて絶賛発売中。気に入ったら応援してあげてください。さて、お知らせ〜いよいよ追い込み!LONDON NITE X'MAS 2017 クラブASIAで今月17日の日曜日の夕方からデイタイム開催のロンナイの冬のカーニバル。チケット好評発売中!ほかにもエイジアでは NUGGETSもあるし、月末下北のベースメントバーのレギュラーもあります!全部まとめてよろしく!今夜はこの辺で。お相手は大貫&カッチンでした!ではまた来週ADIOS AMIGOS!