Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <Chris Kenner – Songs of New Orleans>

みなさんご機嫌いかがでしょうか?どうやらインフルエンザが猛威をふるいだしたようです。私の周りにも高熱でうなされたり、久々に寝込んだ、という友人が思いの外います。
自分はまだ今のところ大丈夫みたいですが、気をつけないと、です。まぁ、最近はそんなに人混みには行かないですんでますけど、うがいや手洗いはマメにしないとですよね。みなさんも十分に注意してくださいませ!

さて、そんな月末ですが、ここにもまた自分のラジオ「Kenrocks Nite ver2」の先週放送した内容を紹介させていただきます。今回はR&Rのルーツ探求、50-60年代のニューオリンズR&Bの人気者シンガー&ソングライター、クリス・ケナー(似た人にクリス・コナーという歌手もいます!)と彼の残した曲、その功績にスポットを当ててみました。地味ですがいい曲を残し、またのちのR&Rに大きな影響も与えています。
いつものように自分が書いた進行台本を直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助あるいは参考になれば嬉しいです。

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Kenrocks Nite ver2 <Chris Kenner – Songs of New Orleans> 1.19 OA 2019

みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです!1月19日の深夜2時回りました。こんな時間まで起きて番組をお待ちいただき、心から感謝します。ま、そうじゃない時間に聴いてくれてる方も同じようにありがたいです!ともかく、今年も地道にロック興しに邁進しますのでよろしく!そんな今夜は25日がクリス・ケナーの43回忌というのもありーので気分はニューオリンズ。そう、ニューオリンズR&B とか聴いてみたい気分。ではオープニングはケナーの代表曲のひとつから。

M-1 I Like It Like That, Part 1 / Chris Kenner 「Land Of 1,000 Dances」 WPCR-27539

<トーク1>受けて解説など クリス・ケナーは1929年ルイジアナ生まれのニューオリンズ育ち。教会の聖歌隊で歌いながら音楽へ。55年にプロデビュー。ブレイクの兆しは57年、インペリアルから出した「sick & Tired」がファッツ・ドミノにカバーされヒットしてから。やがて地元のインディーズInstantに移り、アラン・トゥーサンと仕事を始めいよいよ本格化。さっきの「I Like It Like That」がビルボードホット100で2位のメガヒット!折しも英国ビート旋風吹き荒れる中、1965年にデイヴ・クラーク・ファイヴがカバーし、さらに人気拡大へ。続いて知名度では一番なのがコレ!

M-2 Land Of A 1,000 Dances / Chris Kenner 「Land Of 1,000 Dances」WPCR-27539

M-3 Land Of 1000 Dances / Wilson Pickett 「The Exciting Wilson Pickett」WPCR-25233

M-4 Land Of 1000 Dances (The ‘Na Na’ Song) / Round Robin 「Land Of 1000 Dances: 2」CDCHD840

<トーク2>受けて解説など 1962年に発表。非常に多くのカバーが生まれた。最大の功労者がアトランティックソウルの新人ウィルソン・ピケット。ラウンド・ロビンのナンバーもマニアにウケた。白人のグループ、ウオーカー・ブラザーズもヒット。そしてカバーでは引けを取らないのがこちら!

M-5 Something You Got / Chris Kenner 「Land Of 1,000 Dances」WPCR-27539

M-6 Something You Got / Wilson Pickett 「The Exciting Wilson Pickett」WPCR-25233

M-7 Stagger Lee / Lloyd Price 「Lloyd Price Greatest Hits」CURB D2-77305

<トーク3>受けて解説など やはりここでもウィルソン・ピケットが大きな存在。他に変わり種で英国のフォークロックバンド、フェアポート・コンヴェンションやボスこと、スプリングスティーンもカバー。ニューオリンズサウンドをR&Bに取り込んでのロイド・プライスなども人気に。そしてさらにドクター・ジョンことマック・レベナックに御大ファッツ・ドミノで締めましょう。

M-8 Junko Partner / Dr. John 「Dr. John’s Gumbo」WPCR-14834

M-9 Sick And Tired / Fats Domino 「Georgie Fame Heard Them Here First」CDCHD-1458

M-10 Blueberry Hill / Fats Domino 「Greatest Hits: Walking To New Orleans」509995 02351 24

「RUMBLE」

いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2は?前半大貫パートではクリス・ケナーの43回忌をこじつけてニューオリンズサウンドをほんのサワリですが紹介しました。いわばアメリカのローカル音楽ですが、その影響力は21世紀の今なおビビッド。クラッシュのようなパンクバンドも巻き込んだしね。てかジョー・ストラマーが凄かったんですが。日本じゃやはり清志郎くんとかボガンボスとか。もっと増えて欲しいです。お知らせ!明日の日曜日、渋谷ROOM でGRC。ライブには2度目になる坂田かよ姐さんやソウルクラップの一平ちゃん&ブルースハープの HIROKINGのトリオ。ぜひ参加してください。詳細は各種SNSなどに。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした!ではまた来週、ADIOS AMIGOS!
そして2月はコレ!!!!!4649!!!