日本のロックの原点!それが60年代の後半、急に現れ急に消えた音楽ムーブメント、GS =グループサウンズ!しかしその個性は世界的にも今でも認められ多くの支持者をもつ。この写真はその頂点にいた5人組ザ・タイガース!沢田研二のボーカルとルックスが人気の的に!
みなさんご機嫌いかがでしょうか?麗しい?それは結構です。
ワタシは相変わらずなチョー夜型、ドラキュラ暮らしの日々、毎日が自粛みたいなモノですが、とは言え、世間の動きと無縁であるはずもなく、いいかげんこういう「緊急事態」なんとかならんものか?と誰ともなく言いたい今日この頃。
少しずつ世界は、日本は回り始めている感じです。が、元通りの暮らしにはならない、と医療関係者、専門家、政府、行政はテレビを通じて警鐘を鳴らしてます。でも、それとは無関係に「自由を謳歌」しようとする人たちはすでに市中に溢れてます。
先行きはまったく不透明。少なくとも自分のようなDJ とかクラブやライブハウスなどの音楽環境の中で、つまり「現場」でお客さんを前に仕事をするという者にはこの「蓋」がいつ開くのか全然分かりません。正直なところ、「当てにしないでただ待つ」の境地です。ノー・シノギ=ノー・インカム。ラジオはボランティアですから通販くらいしか収入はない!現状デス!
せっせと商品を作ってみなさんに購入していただくよう、今はそれだけ頑張ります!ワタシも人の子、泣き言、愚痴のシメになり、申し訳ございませんです。
さて、気を取り直して、いつものようにここにもラジオKenrocks Nite ver2 の内容を紹介させていただきます。前回は日本のロックの原点であるグループサウンズ( GS )の海外洋楽ヒットのカバーを聴いて、その存在感や音楽性とかを体感しよう!というこの番組ならではの企画。では以下に自分の書いた選曲進行表を直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 <GS Rock Covers> 5.16&18 OA 2020
みなさんこんばんは!大貫憲章です。カッチンです!5月も真ん中ですがいかがお過ごしでしょうか?しかし、なかなか明けきらないですね〜。月末までもう少しですがその先も大丈夫なのか?な〜〜んて心配してもカラダによくないです。補償だけはキチンとしてもらって耐えて待つことにしましょう。政治家がダメなら交代して貰えばいいんです。使えない人を我々の代表に選ぶことは出来ないからね。いくら大人しいオレでも怒るよ。では今夜もご機嫌なミュージック でお付き合いください。今夜の大貫パートは日本が世界に誇るGSグループサウンズの演奏で洋楽のカバーを。日本人の器用さ、だけじゃない音楽性の独自性も堪能しましょう。オープニングはザ・タイガースで The Whoのマイ・ジェネレイションのライブで!
M-1 マイ・ジェネレイション / ザ・タイガース「レア&モア・コレクション Ⅰ ~LIVEヒストリー編~」 UPCH-1130
1967年12月大手町サンケイホールでの『ザ・タイガース・チャリティー・ショーのライブ
M-2 シーシーライダー / ジャガーズ 「ジャガーズ Meets カーナビーツ 」 TECN-20953 1967年8月1日発売
M-3 See See Rider / The Animals「Animalization」 ABKCO – 8995-2 1966年全米10位 メンバーチェンジ後の4枚目のアルバム「Animalization」から
<トーク1> 受けて解説
M-4 デイドリーム / ザ・カーナビーツ「ファースト・アルバム」TECH-20240 1968年2月25日デビューアルバム
M-5 Daydream Believer / The Monkees [The Birds, The Bees & The Monkees」 WPCR-27840 1967年12月全米1位。年間でも6位
<トーク2>受けて解説
M-6 ホワイト・ラビット / ザ・モップス「サイケデリック・イヤーズ 」 VICL-60948
デビューアルバム「サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン」1968年4月
<トーク3>受けて解説
M-7 オーバーアンダーサイドウェイズダウン / ザ・ビーバーズ「ビバ!ビーバーズ」 PCD-1379 ビバ!ビーバーズ(1968年)収録
和製ヤードバーズに喩えられ絶賛された彼らの面目躍如の快演
M-8 Over, Under, Sideways, Down / The Yardbirds 「Roger the engineer」VICP-62987
27 May 1966発売のシングルで全英10位で全米でも13位。B面はJeff’s Boogie 元ネタはChuck BerryのGuitar Boogie (1958)
「RUMBLE」
いかがでしたか今夜のKenrocks nite ver2?前半は大貫チョイスでお得意のグループサウンズ。彼らの洋楽ロックのカバーというかコピーというか、当時の海外の人気ナンバーをいかに自分たちなりにプレイするか?それぞれのバンドが凌ぎを削っていました。66年から68年くらいの2年間。洋楽の歴史からするとビートルズの来日からクリームの解散くらいまでの間。僕は運良く都内に近かったので新宿や銀座のジャズ喫茶で生で見れた。海外のバンドの替り。そこからニューロックへ激動期。
今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!