今宵われ酔い痴れて/フランシスコ・カナロ楽団(SR)第19集
アルゼンチン・タンゴ130年の歴史の中で最大のアーティストはと問えば誰しもフランシスコ・カナロの名をあげます。日本でもその人気は衰えを知りません。明快率直な演奏スタイル、レパートリーの良さ、まさに「タンゴの王様」です。このCDには、カナロの黄金時代と呼ばれる1920年代後半の名演奏がラインナップされています。
楽曲リスト
DISC1
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1. Tu Partida
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2. Por Una Mujer
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3. Yo Me Quiero Disfrazar
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4. La Mujer De Anoche
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5. Era De Ley
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6. Esta Noche Me Emborracho
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7. A Contramano
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8. Lindo Tipo De Varon
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9. A Toda Vela
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10. Te Acuerdas Mamita
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11. Quisistes Cachar Un Gil
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12. El Carrerito
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13. Son Grupos
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14. Gimiendo
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15. Saludo y Se Fue
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16. Las Vueltas De La Vida
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17. Bebamos Juntos
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18. La TaBa De La Vida
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19. Aquel Tapado De Armino
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20. Pero Yo Se
タンゴの王様と呼ばれ親しまれたフランシスコ・カナロは、存命中に4200曲のレコードを録音している。彼の生涯はまさにタンゴの歴史そのものと言える。1961年の来日コンサートは新宿コマ劇場で7日間連日の満員札止めとなるほどファンが熱狂した。かつて日本ではコロムビアと東芝のレーベルで発売され常に売り上げトップの座を勝ち得ていた。ここにご紹介するCDには、当楽団の最盛期1920年代後期の名演奏が20曲収録されているが、ほとんどが日本で今まで紹介されなかったレパートリーである。とくに「ウナ・パルティーダ」「テ・アクエルダス・マミータ」「ソン・グルーポス」「ベバーモス・フントス」は圧巻。あまねくタンゴ愛好家に聴いて頂きたい、素晴らしいアルバムと言わして頂く。