タンゴ・メモリアル/フランシスコ・ロムート楽団2
アルゼンチン・タンゴの黄金時代は1920年代から30年代だったと言われています。作曲・演奏スタイルが確立され、タンゴが世界へ向かって歩を進めていった時期とも一致します。ここに紹介するロムート楽団はこのエポックにタンゴの5大楽団の一つとして大いに気を吐いた名楽団です。タンゴの醍醐味を満喫させてくれる感動的な曲目が並んでいます。
楽曲リスト
DISC1
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1. A Toda Vela
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2. Guapito
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3. Donde Estas Corazon
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4. Mireya
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5. Te Acordaras De Mi
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6. Malevaje
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7. Cuentos Viejos
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8. Cuando Bronca El Temporal
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9. Siempreviva
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10. Pa'que Te Acordes
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11. Primer Auxilio
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12. Cuando Llora El Corazon
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13. Perdonala Senor
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14. Todavia Hay Otarios
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15. Mis Horas Tristes
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16. Evocacion
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17. Puro Cuento
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18. Moneda Corriente
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19. Recuerdos
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20. Musica Triste
1920年代から30年代はアルゼンチン・タンゴの黄金時代と呼ばれている。この時期、カナロ、フィルポといった大楽団に伍して大活躍していたのが本集の主人公ロムートである。ロムート楽団は1923年からの20年間に1,000曲になんなんとする録音を遺している が、その中で日本のタンゴ愛好家に最もよく聴かれているのが30年前後の作品である。レパートリーは、同期の優秀作曲家群による秀曲ばかりで、それも、本邦初公開のタンゴが多い。マニアにとってはまたとない、嬉しいCDである。名家フィリベルト作の「マレバーヘ」など有名曲のほか「ミレージャ」「ミス・オーラス・トリステス」「ムシカ・トリステ」といったタンゴの真のエモーションが感じられる名作が豪華にラインナップされている。