ブエノスアイレスの歌
第1次と第2次の世界大戦のはざまの約20年はヨーロッパ文化の一大爛熟期でした。アルゼンチンで発祥したタンゴがパリを中心に大流行したのもこの時期でした。ガルデルを初めとした名歌手が当地を訪れ、タンゴ歌手の輩出を大いに促しましたが、ペルー出身の女性歌手アリナ・デ・シルバもその一人で、アルゼンチン・タンゴの名歌を紹介、パリ社交場の華と謳われました。
楽曲リスト
DISC1
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1. A Media Luz
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2. Haragan
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3. Se Acuerdan Muchachos
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4. Ya No Canta Chingolo
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5. No Te Enganes Corazon
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6. Farolito Virjo
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7. Mama Yo Quiero Ub Novio
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8. Donde Estas Corazon
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9. Malevaje
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10. Garufa
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11. Mujer Fatal
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12. Yira..Yira..
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13. Comadre
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14. Ilusion
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15. La Cancion De Buenos Aires
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16. Mi Buenos Aires Querido
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17. Comme Autrofois
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18. Confesion
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19. El Aguacero
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20. Donde Esta Mi Amo
アリナ・デ・シルバはペルー出身女性歌手、1920年代後半は名家マヌエル・ピサロ楽団の専属として研鑽を積み、30年代の前半はソリストとしてパリの社交場を中心に大活躍をした。遺されたレコードはタンゴのほか民謡・シャンソンなど多岐にわたるが、日本では昔からレコード(日本コロムビア)が紹介されていることもあり、タンゴが特に人気がある。アルゼンチン・タンゴの「ア・メディア・ルス」をはじめ「ママ・ジョ・キエロ・ウン・ノビオ」「ラ・カンシオン・デ・ブエノスアイレス」など名曲名演にこと欠かない。