ボエド
フリオ・デ・カロは現代タンゴの生み親と呼ばれた大アーティストで、その楽団史は波乱に満ちたものでした。このCDではタンゴ愛好家・研究家がこぞって「デ・カロ楽団の最も興味ある時期」と呼んでいる10930年代の快演奏から22曲が選ばれました。今まで日本でCDは一般リリースされておりません。
楽曲リスト
DISC1
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1. Puede S
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2. Ideal
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3. Taba Calzada
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4. Mala Pata
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5. Saca Chispa
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6. Fuego
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7. Decime Que Si
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8. Porque Tus Ojos Tienen Pena〜vals〜
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9. Mala Junta
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10. El Monito
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11. El Espiante
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12. Boedo
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13. Luz Divina
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14. No Hay Tierra Como La Mia〜milonga〜
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15. Mariposa
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16. Copacabana
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17. La Rayuela
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18. El Pensamiento
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19. De Vuelta Al Bulin
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20. Un Dilema
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21. Derecho Viejo
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22. De Contrapunto〜milonga〜
フリオ・デ・カロはバイオリン奏者、1924年の楽団設立以来30年間常にタンゴ音楽の向上、ひいてはタンゴの国際化のため働いてきた。レコードはビクター、ブルンスウィック、オデオンなどの会社で420曲ほどの録音を遺し、定評ある自作タンゴを中心にアンサンブルの良い見事な演奏を示してきた。このCDに入っている曲目は自作有名曲のほかフレセドやマルティネスら著名アーティストの作品群で、とくに「マーラ・フンタ」「ボエド」「ラ・ラジュエラ」が良い。また、デ・カロの30年代の仕事の中で最もユニークな<オルケスタ・メロディカ・インテルナシオナル>のレア盤からの復刻「デレーチョ・ビエホ」「デ・コントラプント」がボーナス・トラックとして追加されており、デ・カロ・マニアにとってはかけがえのないCDとなろう。