口ヅケ
エドゥアルド・ビアンコは第1次世界大戦後の1923年にアルゼンチンからフランスへ渡り、その後長い間楽団を率いて当地で活躍を続けたバイオリン奏者です。日本では戦前からレコードがリリースされ、有名な存在でした。このCDには1928年から1932年にかけて のタンゴが収録され、ロマンティシズム溢れる好演奏が続きます。
楽曲リスト
DISC1
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1. Adoracio
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2. Razon 5a
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3. Adios Muchachos
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4. Barrio Reo
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5. La Perrera
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6. Barrio Viejo
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7. Corazon
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8. Otono
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9. Entre Suenos
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10. Despertar
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11. Florecita
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12. Se Va La Vida
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13. Invierno
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14. Nido Vacio
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15. Bandoneon
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16. Malevaje
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17. Un Beso
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18. Arrepentimiento
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19. Poema
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20. Vayan Saliend
楽団リーダーのビアンコはバイオリン奏者、1928年から自楽団を率い30年以上ヨーロッパで活躍、戦前すでに日本コロムビア等で多数のSPレコードが発売され、往時の軽音楽ファンを大いに喜ばせていた。「ラ・クンパルシータ」「プレガリア」(テレフンケン盤)などの名盤は今なおファンの語り種になっている。このCDには1928〜1932年録音の20曲が収録されているが、いずれも欧州好みの気品に満ちた好演が続く。レパートリーの多くはビアンコ自身のタンゴだが、本場ブエノスアイレスのヒット・タンゴもまじえ充実した選曲となっている。有名曲では「アディオス・ムチャーチョス」「マレバー ヘ」「ポエ マ」といったタンゴが光る。ほかに「オトーニョ」「ニード・バシオ」など 優れた作品が並ぶ。