ディ・ケ・ピエンサス-言ってよ、何考えてるの?? DI QUE PIENSAS
タニア・パントーハは、現地のライブでは10万人の動員力を誇るスーパーグループ、バンボレオに04年11月加入。このグループは、やはり日本でもお馴染みのハイラやバンニアという人気女性歌手を輩出した現代キューバン・サルサ系女性ヴォーカリストの登竜門的バンドで、タニアもすぐにキューバ全土で人気を掴みました。
本アルバムは、元NGラ・バンダで現パブロ・ミラネースのバンドの音楽ディレクター、ヘルマン・ベラスコを音楽監督に迎え、「クリマックス」のヒラルド・ピロートや「マノリート&ス・トラブーコ」のマノリート・シモネーなど文字通りキューバを代表するソ\ングライターが曲を提供しています。
全10曲中5曲の歌もので歌唱力を、残る5曲のサルサで、しなやか且つ鋼のような声を十分楽しめる構\成は、彼女の魅力を十二分に引き出しています。中でも2曲目のフラメンコちっくな響きを活かしたスムーズなサルサは一度聞いたら耳から離れないサウンドで、話題になること必至でしょう。\r
また1枚、聞くも良し、踊るも良しのキューバン・アルバムが登場しました。村上龍が、本格的にスタートさせたレーベルのオリジナル録音第1弾として発売することになりました。
そして、彼女の初ソロ・アルバムを村上龍がプロデュース。