私は歌う
ミュージカル女優として活躍中のＭｉｚｕｋｉ待望のデビューアルバム！Ｍｉｚｕｋｉが自身のデビューアルバムのために選曲したのはミュージカルの名曲ではなく、絵本作家の作品だ。ＮＨＫ「みんなのうた」や日本テレビ「誰も知らない泣ける歌」などで取り上げられた「パパとあなたの影ぼうし」で知られる絵本作家こんのひとみの初期作品４曲に今回のレコーディングのために書き下ろされた新曲「私は歌う」を加えた計５曲の芝居仕立ての楽曲を女優ならではの表現力で歌いきり、デビューアルバムとは思えない充実の１枚となった。
ミュージカル女優Ｍｉｚｕｋｉが、絵本作家の描く芝居仕立ての５曲を歌いきった渾身の１枚。絵本作家こんのひとみが作詞家として参加した初期の作品群の中で未だにカルト的な人気を誇る４曲に、今回の録音のために書き下ろされた「私は歌う」を加えたラインナップ。少女から娘・女・母になり、最後には少女の心に戻って孫に語り続けるという女の一生を描いた「ある日私は」や、３人の主人公たちが思いを込めて頭を垂れる各々３つの場面を映像的に表した「四番打者」などを、女優ならではの表現力で歌いきり、聞き終わった後は、映画や舞台を見たような充実感が残る１枚となった。タイトル曲「私は歌う」は杉並児童合唱団に所属していた幼少期から舞台芸術学院の学生時代を経て、ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズに在団、そして現在のフリーに至るまで、長年数多くの舞台に立ち続けたＭｉｚｕｋｉ自身の想いを綴ったもので、「みんなが笑顔になるように、明日も元気でいられますように」という、Ｍｉｚｕｋｉ自身が今まで歌に託してきた思いとこれからも歌い続けていく意味を歌いあげている。