恋のうたが きこえる KOINOUTAGA KIKOERU
熊澤洋子は、ロマ(ジプシー)・ミュージックを入り口に東欧・バルカンの音世界に入り込み、ルーマニアやブルガリアを実際に旅し、現地でのフィールド・ワークを通りして、それら表情豊かな音楽を自身のものとして体得した日本人ヴァイオリニストです
●本作は、きしもとタロー(ブズーキ/笛)、田中良太(パーカッション)の二人の仲間と共に、素朴でもの悲しくも楽しい、熊澤洋子経由の東欧〜バルカン・ミュージックを聴かせています。表情豊かな自身のヴァイオリンに耳を奪われます。
●東欧、バルカン・ファンはもとより、アイリッシュ、ヨーロッパ・トラッド、プログレ、クラシック・ファンも注目の作品です。
●『熊澤洋子は自らも東ヨーロッパを旅して、そこに繰り返される人々の生活やその背景に
響いた柔らかく、躍動的で、しかも暖かい音の数々を心の奥にしまいこんでいたのだろう。それが今、ここに1つ1つの音楽の結晶となって鮮烈に蘇る。』 関口義人(ライナーノーツより)