ルンバは終わらない LA RUMBA QUE NO TERMINA

1945年に結成されたクラベ・イ・グアグアンコーはルンバを代表する名門集団で、現在のリーダー、アマド・デ・ヘスス・デデウが音楽監督を務めだした1980年代中盤頃からだんだん革新的な活動を開始し、数あるルンバ・グループのなかから一歩抜きん出た存在となり、現在まで欧米を中心に世界中をツアーしてきました。彼等は、ハバナの下町にある“カジェホン・デ・ハメル”という、以前はフィーリンの聖地であり、現在はアフロ・キューバン文化をヴィジュアルやサウンドなどを使い総合的に表現しようという文化センターを拠点に活動をしています。そこで2001年より定期的に行っている『RUMBA ENTRE AMIGOS（友人達とのルンバ）』は、毎回ルンバ以外のジャンルで活躍するミュージシャンを招き、実験的コラボレーションを行うというもの。本アルバムは、そんな活動の現時点での成果を記録する目的で制作されています。