コン・トドス・ロス・イエロス＋スーペル−ソン

フアン・パブロ・トーレスは、1970〜80年代の一連のキューバン・デスカルガの名作の音楽ディレクターとして、そして自己のバンド、ヌエボ・アルゴでの革新的なサウンド・クリエーターとして時代をリードしたトロンボーン奏者です。クラブ系に大注目されているのが、1970年代後半に自身のバンド、アルゴ・ヌエボと共に発表した、ファンキーなアルバムの数々。ファンクとアフロ・キューバンを掛け合わせ、その上にムーグでスペイシーな演出を施した、なんともサイケなサウンド群。ラファエル・セバーグ（U.F.O.）が、ヒット・コンピ『ジャゼアンド・クバーノ』で彼の曲を取り上げ、その後ベスト盤をセレクトしたことで、日本のみならず欧米でもクラブ系ファンに注目されることとなりました。最近では、P-VINEから“レア・グルーヴ世界一周”シリーズの１枚目として発売されたコンピ盤『The Funky Beats Of Revolutionary Cuba: Vol.1』にやはり彼のこの時代の曲が収録されています。今回復刻された２枚のアルバム『コン・トドス・ロス・イエロス』と『スーペル・ソン』は、彼のこの路線の中でも特にファンキー度スペイシー度が高く、DJに人気なアイテム。中古アナログ市場では、どちらも５桁の高値で売買されているレア盤です！ワールド・ファンはもちろん、ＤＪ〜クラブ系、ジャズ、ブラック・ミュージック・ファンにもアピールできるアイテムです。