シンジケイテッド SYNDICATED
- アーティスト
-
シャストリヤ・シンジケートSHASTRIYA SYNDICATE
- レーベル
- BEANS RECORDS
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2008/06/08
- 品番
- BNSCD534
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
バンスリとサントゥールという組み合わせで新風を巻き込んだ、ロヌ・マジュムダール&タルン・バッタチャリヤの『ナチュラル』(BNSCD-530)。そして、北と南インドの音楽を融合させた革新的なアルバム、『マンダラ』(BNSCD-533)など、このところ斬新な展開をみせるインド古典音楽が話題を呼んでいます。本作はそんなシーンの中で新星のごとく現れたインド古典ユニット、「シャストリヤ・シンジケート」のファースト・アルバムです。「シャストリヤ・シンジケート」は、シタール、タブラ、サーランギー(弓奏楽器)、バンスリ(横笛)というヒンドゥスターニー音楽(北インド音楽)の楽器とカルナーティック音楽(南インド音楽)の、ムリダンガム(両面太鼓)、ヴィーナ、ガタム(壺のパーカッション)、モルシン(鉄製口琴)を融合させたジュガルバンディというスタイルの音楽を奏でています。この二つの異なったスタイルの中に、お互いの共通点を見つけ、それぞれの個性を発揮しあうこのスタイルは近年のインド古典音楽でよく見受けられます。シャストリヤ・シンジケートもこのスタイルを踏まえながら、さらにバンドのセッションのような雰囲気を生み出しており、これまでにない新しい音世界を繰り広げています。グループのリーダーであり、本作の殆どの楽曲の作曲を手掛けた、シタールの、プルバヤン・チャタジーと、ヴィーナのジャヤンティ・クマーレーシュは前述の『マンダラ』でも息のあった美しい演奏を披露しています。イギリスのSONGLINE誌で“トップ・オブ・ザ・ワールド”5つ星をもらったプルバヤンの滑らかで神聖なシタールのリズムとジャヤンティのまるでサラスワーティー(ヴィーナを持った弁財天)のように清らかで暖かい旋律はここにも健在です。
インド古典音楽の新世代たちがエネルギッシュに挑むジャム・セッション。