焚き火 LUME D'LENHA

●アフリカはセネガルの西の沖合に浮かぶ群島、カーボ・ヴェルデより爽やかな８人組による歌声をお届けします。彼らの名前はコスダス・ド・ソル。直訳すると「太陽の弦」。まさに一筋の美しい光と音、そしてセザリア・エヴォラと同様のセンティメントを感じさせるバンドです。
●1994年からバンド活動を開始。自国で２枚のアルバムを発売して人気を集めた彼らは、かの名門レーベル“LUSAFRICA”に見出され2004年に「TERRA DE SODADE」をリリース。音楽性の幅も徐々に広がっていき、よりワールドワイドな標準に近づいています
●カーボ・ヴェルデのポピュラーな音楽として親しまれているサンジョンを中心に、コラデイラ、モルナ、サンバ等を主体に、余計な要素を極力排除したシンプルで哀愁のある唄を聞かせてくれています。編成は男女のツイン・ボーカルにパーカッション３人、ギター２本、カバキーニョ、ベース。徹底的にアコースティックに拘った彼らの紡ぐサウンドは非常に優しく涼やか。とくに本作から加入した女性ズーク・シンガー、CEUZANY PIRESの清涼感のある声とアコースティックサウンドの相性は抜群です。