アンソロジー　初期録音集ＶＯＬ．１　１９５２−１９５３ Antologia Volumen 1 1952-1953

●ウーゴ・ディアスは、日本では、1970年代のアナログ時代に日本ビクターで複数のアルバムが発売され、当時かなりの衝撃でファンに受け入れられました。また、それら後期録音をまとめたＣＤもビクター・エンターテインメントから発売されている中南米ファンにはお馴染みの定番アーティストです。
●今作は1952年の初レコーディングから翌年までに録音された全26曲を収録。最初のグループ、ウーゴ・ディアス・イ・スス・チャンゴスでの演奏となります。
●パーカッションとギター・アンサンブル、曲により女性ヴォーカルをフィーチャーし、フォルクローレのサンバやチャマメ、チャカレーラ、グアラニア、バルス、クエッカなどのフォルクローレを聞かせます。後期のハーモニカ中心の曲ばかりというわけではありませんが、まるでブルース・ハープを思わせるような振幅の激しい曲から、流れるよう息遣いが美しい曲まで、ハーモニカの奇才ぶりをこの初期録音ですでに十分聞かせているのは、凄いのひとこと！