カフェ・セヴダ CAFE SEVDAH
- アーティスト
-
モスタル・セヴダ・リユニオンMOSTAR SEVDAH RIUNION
- レーベル
- BEANS RECORDS
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2008/02/10
- 品番
- BNSCD8845
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
ボスニアのディープ・ソウル/バルカン・ブルース、”セヴダ”の真骨頂をご堪能下さい。
内戦をかいくぐりながら、演奏活動を続け、戦時下の人々に勇気を与えてきたというモスタル・セヴダ・リユニオンのメンバーたち。「誰でもひとたびセヴダを知れば、生涯それを忘れることは決してないだろう」”とは、07年も国内盤で紹介された、マケドニアのロマの女王、エスマの言葉です。セヴダ”とは中世のオスマン・トルコ治世下にトルコからもたらされた旋律と、ボスニアに伝わるフォークロアの結びつきを原形とした、ボスニアのオーセンティックなフォーク・ミュージックであると同時に、日常生活における喜びや至福といった、ボスニアの人々の心のあり方を表わす言葉であるとも言います。今作は07年発表の最新作。前作とは大きく変わりました。グループの象徴であった歌手イリヤ・デリッチとアコーディオン&クラリネットの名手ムスタファ・サンティッチは前作で脱退。代わりにNERMIN ALUIK、ELMEDIN BALALIC、SUAD GOLICが加入し、ジャズやブルースの要素が強くなりました。しかしそういったアプローチをしつつも”セヴダ”の本質からぶれないプロデュースはドラギシェスティッチ。リリヤナ・ブトレルやシャバン・バイラモビッチといったロマ・ミュージックのリヴィング・レジェンドの諸作を手がけてきた彼の手腕は今作でも発揮されています。手拍子のみをバックに歌い上げる曲など見事。同時発売のロマ・ミュージックの鬼才シャバン・バイラモヴィッチ(BNSCD-8846)がバルカンの酔いどれ感を体現しているのに対し、今作はタイトルにもなる、ボスニアの中世から鳴る”カフェ”・ミュージック。