バミューダ・トライアングル・エグジット Bermuda Triangle Exit

これまでソロの作品の他、ジョン・レンボーン、ダック・ベイカー、サム・ミッチェル、ラリー・コリエル、ポール・サイモン、ミッキー・ベイカーら数多くのミュージシャンとのセッション・ワークを残してきたステファン・グロスマン。本作は、日本人の愛弟子ギタリスト、打田十\\紀夫との初めてのギター・デュエット・アルバムとなる。
　レコーディングの現場では、二人がお互いのアイディアを出し合い、ステファンのオリジナルに打田が2ndパートをアレンジしたデュオもあれば、トラディショナル・ナンバーを基にステファンが独自のアイディアで発展させたデュオもある。あるいは、マイクの前で一発録りで録音された即興的なテイクも…。
　ブルースから、ラグ、フォーク、オリジナルまで幅広いセレクションのこのＣＤは、カントリー・ブルースマンのギター・テクニックとアイディアを基にしながらも、結果的に新しいサウンドへと発展させることができたアルバムといえるだろう。アコースティック・ギター・ファン、ブルース・ファンに楽しんできっといただける１枚だ。2007年10月には、本CD発売記念ツアーも開催される。