ガールズ・シュート・ザ・カール GIRLS SHOOT THE CURL

■2004年3月にリリースされた「HOT ROD RACE AND CHASE」に続くスプリット・シリーズの2作目。前回は“ホット・ロッド”というコンセプトのもと、ガレージ・シーンの重鎮ザ･トゥエンティ･ヒッツをレース相手に迎えたが、今回は“ガール＆サーフ”をキーワードに、新作としては2年振りとなるザ･ペブルスとのサーフ・バトルだ!!チャーリー＆ザ･ホットホイールズもこのコンセプトに合わせ､元ザ･ミュータント･モンスター･ビーチ･パーティのKUMMYをフィーチャリング!!そしてKUMMY書き下ろしの新曲｢SEVEN SEA'S HEAVEN｣で迎え撃つ。

<チャーリー＆ザ･ホットホイールズ収録曲解説>

01. 私の彼はミスター・シェベル
ずっとやりたかった60'sガールズ・サーフな１曲。
今回Kummyの力強いヴォーカルで、思惑どおりのドナ・ローレン的アプローチができました。
詩の内容も、カー・クレイジーな彼の車（シェベル）にちょっとヤキモチをやく切ないオトメ心って感じでしょう（笑）

02. SEVEN SEAS' HEAVEN
ビーチ・ボーイズの「ドント・ウォリー・ベイビー」に本家ロネッツのエッセンスを加えたようなガールズ・サーフ・バラード。個人的には、亡きジョーイ・ラモーンへの想いを歌った曲です（Kummy談）

<ザ･ペブルス収録曲解説>

03. SURF TO THERE!
サーフ！といえば、ビーチとボーイハント！しかしボーイハントのコツを忘れてしまった私たち。
さてどうしたものかと考えたとき、ふとある人の言葉を思いだした。
『じたばたするから沈むんだ。力を抜いたら浮いてくる。』サーフィンもそ う。たぶん人生もそうなんだろう。
怖いと思っていた波を越えたら、何が見えてくるの？不安になったら歌えばいいさ。♪Everything's gonna be all right! Surf to there! You can surf♪

04. SWINGIN’ SUMMER
Surf Bunniesなんかが入ったコンピ“SURF BUNNIES & HOT ROD HONEYS”を聴いて、ぐっときてカヴァーした曲。キャロル・コナーズって？？あの時代の埋もれたままにされている天才達のひとり？と思っていたら、なんとフィル・スペクターとテディ・ベアーズで歌っていたあのキュートな女の子ですって！
《楽しい夏がやってくる。一晩中遊んで踊って、そしてあの人と恋に落ちるの。だって夏がやってくる。なんでも叶う夏が来る。》
『夏やすみ』というきらきらした言葉を忘れてしまった人達にわくわくと甘酸っぱさを思いださせてくれる曲。
オリジナルは名画サウンドトラック｢A SWINGIN' SUMMER｣に収録。