ジャズ・フラーティン JUZZ FLIRTIN
- アーティスト
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リア・クラインLEAH KLINE
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2007/09/19
- 品番
- VSCD310
- 税込価格
- 2,860円
- シリーズ
- She's So Jazzy Collection
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. GET AWAY
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2. HEY YOU
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3. ORANGE BLOSSOMS IN SUMMERTIME
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4. MORE THAN MATTER
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5. THE WIZARD
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6. OBSESSION
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7. CALL OF THE MUSE
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8. MINUANO
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9. BUTTERFLY
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10. DIG IT !
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11. THE VOICE
■東京は立川生まれのリア・クライン(現在はアムステルダム在住)。アメリカに移り、教会のクワイアで歌うことが歌との最初の関わりだった。学生時代、ダンスや演劇を学んでいたが、地震によるアクシンデントで身体的ダメージ゙を負い、ダンスを諦め歌手としての道を歩むことを決めたという。ジャズ・シンガーとしてのキャリアは96年、ジャズ・クラブから。2000年にはアムステルダムに移住。欧米は元よりアジア圏でも活動し、2004年にファースト・アルバムをリリースしている。そして、本作品が彼女のセカンド・アルバムとなる。リア・クライン名義のアルバムとなっているが、ジャズ・コンボ“ジャズ・フラーティン”として一丸となって突き進む感がアルバム全体を通して感じられる。リアのヴォーカルを支えるのはピアノ、ベース、ドラムス、パーカッションの4人のメンバー。作詞をリアが手掛け、サウンド作りのの中心となっているのは作曲も手掛けるドイツ生まれのピアニスト、ディアク・バルトハウズ。
■アルバムはライト・ファンク調の「GET AWAY」で幕を開ける。一転して、クール&ブルージーな「HEY YOU」へと続く。リリカルなピアノ・ソロ、エンディングのリアのスキャットも聞き物。同じタイプのスキャットを絡めた「ORANGE BLOSSOMS IN SUMMERTIME」はアルバム中1、2を争うトラック。異色なのはメンバーの演奏をバックにポエトリー・リーディングをする「MORE THAN MATTER」。演劇を勉強していたリアならではの作品といえるだろう。また、ベース・ソロを大胆にフィーチャーしたピアノ抜きの「CALL OF THE MUSE」も面白い。そして、聞く者を熱くさせてくれるのが、本作品のハイライト「THE VOICE」。リアのヴォーカルに絡むディアクの疾走する熱いピアノが凄い。そんな熱のこもったピアノ・ソロは「DIG IT !」でも堪能できる。
初回盤限定デジ・パック仕様。