究極のベスト THE VERY BEST OF THE OLYMPICS
- アーティスト
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オリンピックスOLYMPICS
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2005/01/19
- 品番
- VSCD1670
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- バーコード
50〜60年台を代表するドゥーワップ・ボーカル・グループであるオリピックスは1958年に発表した彼らの大ヒット曲である「ウエスタン・ムービース」で聴けるリズミカルなダンス・ナンバーが得意である実力グループだ。そのスタイルはルイ・ジョーダン流であるが、その後のモータウン・サウンドまでのR&Bスタイルを決定づける役割を果したことはこのレコードを聴けば理解できる。またその反面バラード曲にもキラリと光るものを見つける事ができる。58年〜66年に渡るいろいろなレコード会社を網羅した決定盤である。さらに74年作品もボーナス・トラックでプレゼント。
楽曲リスト
DISC1
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1. Western Movies
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2. (I Wanna)Dance With The Teacher
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3. (Baby)Hully Gully
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4. Private Eye
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5. Big Boy Pete
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6. The Slop
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7. Shimmy Like Kate
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8. Dance By The Light Of The Moon
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9. Little Pedro
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10. Peanut Butter
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11. Dooley
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12. The Bounce
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13. Dancin' Holiday
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14. Mine Exclusively
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15. Baby, Do The Philly Dog
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16. The Duck
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17. I'm A Dead Man (Still Walking Around) (bonus track)
1950年〜1960年はR&B/SOUL音楽にとって激動の時期でありまた、それは現在のスタイルの骨格が形成された時期と言っていいのではないだろうか。その間たくさんのアーティストやグループが竹の子のように出ては去ることを繰返していた。ルイ・ジョーダンのジャンプ・スタイル、インク・スポッツのようなヴォーカル・スタイル、ナットキング・コールのようなジャジーなスタイル、B・B・キングなどのブルースなどたくさんのスタイルが確立された。とりわけドゥーワップ・ボーカル・グループが残したスタイルはその後現代までを検証する上で大きな役割を果したのではないだろうか。モータウンの爆発的人気でわかるようにリズミカルなビート、わかりやすいメロディー、ウキウキさせるコーラス・ワーク。どれをとってもここに登場するオリンピックスが作り残した功績なしには語れない。
■58年のディーモン・レコードに録音した「ウエスタン・ムービース」、60年のアーヴィー・レコードに録音した「ハリー・ガリー」、63年のトリ・ディスキ・レコードに残した「バウンス」、66年のミルウッド・レコードの「べイビー・ドゥ・ザ・ヒュリー・ドッグ」などなど渡り歩いたレーベルすべてを網羅した究極のベスト。これ以上は考えられない。
■?Pトラックには驚きのボーナス曲、1974年に発表したマンハッタンズばりスウィート・ムーディーな「アイム・ア・デッド・マン」を収録