キープ・イット・クリーン KEEP IT CLEAN
- アーティスト
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ジョー・ソープJOE SOAP
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2010/04/14
- 品番
- VSCD2214
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- BIGPINK
- ジャンル
- サブジャンル
- BRITISH ROCK
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Talkin' Bout You
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2. Warning Sign
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3. Lay It On Me
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4. Whatever The Song Is Now
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5. Get Out From Under
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6. Feels Strange
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7. On The Wing
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8. Time
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9. All Out Now
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10. Birdman
■メンバーはテネント&モリソンの2人、ジョン・テネント(ヴォーカル、アコースティック・ギター)とデイヴ・モリソン(ボトルネック、ヴォーカル)の他、前作に引き続きジミー・マカロック(ギター)に加え、サンディ・デニーのフォザリンゲイやジェスロ・タル、再編ペンタングルなどの英国フォーク歴代の名バンドの他、数多くのセッション歴をもつジェリー・コンウェイ(ドラムス)、そしてジェフ・ピアース(ベース)、マイク・カミンスキーからなる6人。マカロックのヘヴィ&ブルージーなエレクトリック・ギターが全編に渡ってフィーチャーされ、そこにプログレッシヴな感覚を盛り込んだカミンスキーのヴァイオリンが加わり、前作にはなかったブリティッシュ・バンドとしてのアイデンティティを強烈に打ち出している。前作の影に隠れてしまった感もあるが、間違いなくこちらも超渋い、70年代英国ロックの知られざる大名盤だ。プロデュースは、セプテンバー・プロダクションを主宰して、シェラ・マクドナルド、プレインソング(イアン・マシューズ&アンディ・ロバーツ)、キース・クリスマスなど多くのSSW系フォーク・アクトを送り出したサンディ・ロバートンが手掛けている。
■本作によって本格的にレコード・デビューを飾ったヴァイオリン奏者のマイク・カミンスキーは、このあとサンディ・ロバートンのつながりでアンディ・ロバーツのアルバム『グレイト・スタンピード』(73年)のレコーディングに参加。その後はジェフ・リン率いるエレクトリック・ライト・オーケストラのメンバーとなり(73年?79年)、80年代にはやはりELOのドラマーだったべヴ・ベヴァンによって結成されたELO?のツアー・メンバーに抜擢されている。
■ジョー・ソープ名義による73年リリースの本作は、事実上テネント&モリソンのセカンド・アルバムと呼べるもの。こちらも前作に劣らず米国ルーツ・ロックのイディオムを英国ブルース&ヘヴィ・ロックのフォーマットのなかで展開した傑作。