フレンド FRIEND
- アーティスト
-
インナー・ダイアログNULL
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2010/08/18
- 品番
- VSCD2235
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- BIGPINK
- ジャンル
- サブジャンル
- Soft Rock
- バーコード
ソフト・ロック・ファン待望!!インナー・ダイアログの幻の2ndアルバムが世界初CD化/紙ジャケット限定リリース。(オリジナル発売:1970年/RANWOOD RECORDS)
■60年代末期にLAで結成されたソフト・ロック・グループ、インナー・ダイアログが、69年のファーストに続きリリースした、セカンド『フレンド』(70年)。メンバーは、ジーン・ディノヴィ(ピアノ/作曲/アレンジ)をリーダーに、前作同様の5人編成ながら、2人いた女性ヴォーカルの1人、B.J.ワードがケイ・コールに交代するなど、若干のメンバー・チェンジが行われている。前作が、全曲ディノヴィとトニー・ヴェローナの書き下ろしだったのに対して、ここでは、ビートルズ(レノン/マッカートニー)の「クライ、ベイビー、ベイビー」、B.J.トーマス(バート・バカラック)の「雨にぬれても」、ジェイムズ・テイラーの「思い出のキャロライナ」、ニルソンの「トゥゲザー」など、同時代のポピュラー・ソングのカヴァーを収録。エレクトリック・ギターやブラスのアレンジにも、より当時のポップスのメインストリームに接近しようとした痕跡が見える。ぴたりと統制された女性2人による凄みさえ感じさせた前作でのコーラス・アレンジは、基本的に女性一人のリード・ヴォーカルに他のメンバーがコーラスを付けるというスタイルに変わっている。よりヴァラエティに富んだ曲調のなか、終盤の2曲、「トゥー・マッチ・フォー・ミー」と「ホェア・イッツ・アット」は、ピアノ・トリオ+ストリングス+ジャズ・コーラスというスタイルで、ジャズを基盤とするディノヴィの持ち味が存分に発揮された美しいナンバーだ。