セイ・ノー・モア + 3(生産限定紙ジャケット仕様) SAY NO MORE + 3
- アーティスト
-
ダン・ジェンクスDAN JENKS
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/08/22
- 品番
- VSCD2363
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- サブジャンル
- AMERICAN FOLK
- バーコード
ショーン・フィリップスが参加したダン・ジェンクスのファースト・アルバムが世界初CD化!(オリジナル・リリース:1981年/Private Label)
楽曲リスト
DISC1
-
1. MY PART
-
2. FOR MY LADY
-
3. A CHILD
-
4. THE OLD CLICH?
-
5. WINDY WINTER WHISPERINGS
-
6. IN THESE CACKLING CAFES I PLAY
-
7. ROOTS OF WAR
-
8. SOMETHING SECRET
-
9. SAY NO MORE
-
10. AFTER DARKNESS TAKES ITS TOLL
-
11. NIGHT LIGHT (BONUS TRACK)
-
12. DANCE BY THE LIGHT OF THE MOON (BONUS TRACK)
-
13. IN TWO (BONUS TRACK)
■ダン・ジェンクス(本名ダニエル・アーロン・ジェンクス)が81年インディアナポリスで自主制作・リリースした唯一のアルバム。ジャケットを一見して分かるとおり、フルートがギターと並ぶメイン楽器になって、実際全10曲中6曲にフィーチャーされている。 [1]では、さらにフレットレス・ベース、エレピ、ミニ・ムーグをひとりで演奏(オーヴァーダビング)するなどマルチ・インストゥルメンタリストぶりを発揮。軽やかなエレピが印象的なソフト・ロック調で、後半のクラシカルなフルート・ソロといい、この1曲でアルバムの全体像をほぼつかむことができる。ヴォーカルも、ジャケットの温和な表情そのままの、バックのサウンドにマッチしたソフトなもの。つづく[2]は、チェロの厳かなイントロから、フルートとのスリリングなアンサンブルへの展開が聴きどころ。このフルートとチェロの緩急自在なアンサンブルの妙が、アルバム全体をとおして、サウンドの肝になっている。軽やかなリフがジョージ・ベンソン(「ブリージン」)を連想させる[6]。米テキサス生まれで60年代のドノヴァンや70年代前半のプログレッシヴ色の強い一連のA&M盤で知られるショーン・フィリップスがゲスト・ヴォーカルで参加した[7]は、それまでの曲調からやや趣を変えて、歌詞の内容からしてもシリアス感がただよう。ミニ・ムーグによる雨と雷のSE から始まるラスト[10]。スローな序盤からフィリップスのバック・ヴォーカルも幻想的な雰囲気を醸しながら、徐々に高揚していくような盛り上がりを見せ、ふたたび嵐のSEで静かにアルバムは幕を閉じる。最後に収められたソロ・ライヴ3曲[11][12][13]はボーナス・トラック。