バズ・バズ・シュビ・ドゥビ−ライヴ・アット・ザ・ジロキチ− BUZZ BUZZ SHOO-BE DOO-BEE
- アーティスト
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ジャジー・ジャイヴJAZZY JIVE
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2008/03/12
- 品番
- VSCD3109
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- VIVID SOUND BLUES CLASSICS
- ジャンル
- バーコード
当サイト独占先行発売!(一般発売は3/19です)
楽曲リスト
DISC1
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1. Cherry Red (P.Johnson/J.Turner)
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2. It's A Sin To Tell A Lie (B.Meyhew)
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3. Please (L.Robinson/L.Rainger 佐伯孝夫 訳詞)
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4. Buzz Buzz Buzz (Simms/Lanceford)
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5. (Let Me Love You)All Night Long (B.Jacson)
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6. I Got Rhythm (I.Gershwin/G.Gershwin)
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7. You're The Top (C.Porter)
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8. Two Sleepy People (H.Carmicchael/F.Loesser)
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9. I'll Never Be Free (B.Benjamin/G.Weiss)
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10. Whistlin' At A Chicks (B.Wallance)
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11. Blue Skies (I.Berlin)
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12. Ooh-Shoo-Be-Doo-Bee (Carroll/Graham)
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13. Hard Luck Blues (R.Brown)
■ジャイヴ・ミュージックとはブルースやジャズから派生し、ジャグ・バンド、ルンバ、マンボ、ブギ・ウギなど雑多な音楽を取り込んでウンヌンなんて能書きはさておいても、とにかく楽しいのであるジャジー・ジャイヴは。なんたってスウィンギン・バッパーズの吾妻光良とウシャコダの藤井康一がタッグを組んだのだから。しかもライヴ盤となれば期待はけっして裏切らない。ルイ・ジョーダンもロイ・ブラウンの名前も知らなくても思いっきり楽しんじゃってください。
■ライヴは藤井の十八番エディ・“クリーンヘッド”ヴィンソ\\ンの「Cherry Red」でスタート。藤井の骨太なサックス・ブロウも炸裂する。一転して小粋な「It's A Sin To Tell A Lie」と続くあたりがジャイヴ感覚。藤井がヴォーカルをとる「Blue Skies」もシャウトばかりではない、もう一面が表れた聞き物の一曲。かたや吾妻がヴォーカルをとる、いつもながらの吾妻節が味わえる「Buzz-Buzz-Buzz」、ポップなスウィング・チューン「Whistlin' At A Chicks」が楽しい。また、その容姿には似つかわぬ(失礼)ロマンティックな面を見せる「Let Me Love you All Night Long」も聞き物。ただ、観客の掛け声には笑わされる。二人とは長い付き合いのゲスト・ヴォーカル服部恭子を迎えての藤井とのデュエット・ナンバー「You're The Top」。お互いのことを誉めあう内容のこの曲での、蚊帳の外に置かれた吾妻のいぢけたおしゃべりには大爆笑。吾妻とのデュエット・ナンバーもさすがの息があった歌を聞かせる。ライヴも終盤を迎え、「ウ・シュビ・ドゥ・ビ」のフレーズも楽しいジャンプ・ナンバーで盛り上がり、やはり最後はブルースで締めくくる。ロイ・ブラウンの「Hard Luck Blues」。時代はオウム真理教の話題で持ちきりの頃。家を出て宗教にはまり・・・というトーキング・ブルース風の藤井のしゃべりが凄まじい。バックではあのお馴染みのフレーズまで流れる始末。吾妻光良と藤井康一というライヴが定評の二人ならではの、乗りの良さと軽妙なおしゃべりが文句なしに楽しい全音楽ファンが肩肘張らずに楽しめる一枚。
■解説:妹尾みえ
◆VIVID SOUND BLUES CLASSICS
VIVID SOUND設立35年周年(執念)特別企画!! 日本が世界に誇る老舗レーベル、VIVID SOUNDが所有するブルースの名盤アーカイブを続々リイシュー決定!! 長いことほったらかしてて本当にスミマセンでした!! 再販の要求が絶えなかったあんな盤もこんな盤も、紙ジャケ&デジタル・リマスタリングで続々リリースしますのでご期待ください!