ザ・バンド・オブ・ジェシ・ジェイムズ THE BAND OF JESSE JAMES
ボブ・ディラン、アーニー・ディフランコが密かに評価しているのが、知られざるホーボー歌手ジム・リンガー。カントリー歌手マール・ハガードを彷彿させる落ち着いたヴォーカルは、デイヴ・ヴァン、ユタ・フィリップスと違ったテイストで実に泣かせる。圧巻は冒頭の「ストリームラインド・キャノンボール」。
楽曲リスト
DISC1
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1. The Streamlined Cannonball
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2. Open Door at Home
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3. Good to Get Home
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4. Saginaw, Michigan
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5. Tulsa
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6. Any Old Wind Feller
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7. Rachel Ringer
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8. Tramps and Hawkers
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9. New Harmony
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10. The Hubbardville Store
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11. The Band of Jesse James
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12. Amanda
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13. Dusty Desert Wind
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14. Still Got That Look
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15. Linda's on Her Own
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16. Rank Strangers
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17. Strawberry Roan
ホーボー・ブルースのエッセンスがここに凝縮されている。感動的な路上のうただ。ジムは渋いヴォーカルでさすらい人のつらい旅路を切々とうたってくれる。彼の哀愁味たっぷりのヴォーカルをハーモニカ、ドブロが盛り上げている。アコ・スウィングの雄ルウ・ロンドン、クラリネットのビリー・ノヴィック、トランペットのピート・エックランド、ギター巨人デヴィッド・ブロンバーグも参加。注目は3曲13,14,14のトラック。カントリー・ロックーの大物たち(ハーブ・ペダーソン、ギブ・ギルボー、スキップ・バットン、スニーキー・ピート)がナイス・バックアップしている。