ギター・スペクタキュラー GUITAR SPECTACULAR
♪世界初CD化。モンドなサウンドを紡ぎだすスティール・ギターの天才、スピーディーのソロを前面に押し出したカントリー・ジャズの埋もれた名盤。ここでの助っ人は、ギター名手ビリー・ストレンジとレイ・ランハム。その他にピアノ、ドラムス、ベースを配して、「ラウンジ・ジャズ」をイメージさせる演奏が聴きどころ。24弦が張られたスティール・ギターを巧みに操って、美しいサウンドの連発に心が奪われる。角度を変えれば、アメイジングなカントリー・アルバム。聴きどころ満載のカントリー・ジャズ傑作盤。
楽曲リスト
DISC1
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1. SPACE MAN IN ORBIT
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2. SUNSET AT WAIKIKI
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3. LAZY SUMMER EVENING
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4. TOTEM POLE DANCE
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5. AFTERNOON OF A SWAN
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6. SPEEDY'S SPECIAL
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7. DOUBLE OR NOTHING
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8. SLOW AND EASY
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9. REFLECTIONS FROM THE MOON
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10. TULSA TWIST
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11. RIPPLING WATERS
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12. WILD AND WOOLY WEST
■01: Space Man In Orbit
驚異のペダル・スティール・ギターが味わえる。ジャジーなビリー・ストレンジのエレキ・ギターがバックアップ。ストレンジなカントリー・ジャズの傑作。
■03:Lazy Summer Evening
ロマンティックなカントリー・ジャズ・インスト。心あたたまるスティール・ギターの音色が印象的。テクニックを押さえたムード満点の演奏が心地よい。
■06:Spedy's Special
ゴキゲンなスティール・ギター・インスト。軽快なサウンドは、ラウンジ・ジャズのようだ。ここでもアメイジングなペダル・スティール・ギターが随所に聞こえる。
■09:Reflections From The Moon
スウィング・ジャズの王者、グレン・ミラー楽団の優雅な演奏と重なる作品。ペダル・スティールとアコーディオンの共演がなんともいえない味わいを醸し出している。
★プロフィール
1950年から1955年に大活躍した伝説的なペダル・スティール・ギター名手。カントリーのヒット・メイカー、テネシー・アーニー・フォードの録音だけにとどまらず、ドリス・デイ、ベティ・ハットン、ビング・クロスビー、スパイク・ジョーンズなどの録音にも参加。なかでもエレキ・カントリー・ギターの巨人、ジミー・ブライアントとの共演録音は、「カントリー・ジャズ」と呼ばれ高い評価を得た。
■原盤 米CAPITOL
■解説 鈴木カツ