バーバラ・キース(ファースト・アルバム) BARBARA KEITH
フリー・ソウル・シーンで絶賛されている女性ヴォーカリスト、バーバラ・キース。彼女の原点を探る“幻のファースト・アルバム”が、CD化!プロデューサーはピーター・アッシャー。バックをサポートするミュージシャンが凄い。ウッドストック系ロックで名を馳せた、後(のち)の”ハングリー・チャック”のメンバー、ジェフ・ガッチョン、ジム・コ-ルグローヴ、N.D.スマートなどの面々に加えて、マッド・エイカーズでお馴染みのビル・キースが参加。紙ジャケット仕様。(オリジナルは1969年作品)
楽曲リスト
DISC1
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1. FERRIS WHEEL
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2. WALK A LITTLE CLOSER
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3. TO SEE THE MORNING GONE
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4. STRANGER SONG
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5. MIDNIGHT VOW
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6. MY EASY DAYS
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7. THE ONES WHO REALLY CARE
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8. LULLABY
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9. AS IF YOU WERE MY OWN
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10. TIE ME DOWN
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11. BLUE EYED BOY
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12. THE BIG BLACK DEEP
■のちにオーリアンズを結成するジョン・ホール、本アルバムにも参加しているN.D.スマートらと”カンガルー”というグループを組んでいたバーバラ・キース。本作品は、グループ解散後にリリースされた激レア・ファースト・ソロ・アルバム。くしくも同タイトルとなったセカンド・アルバム『バーバーラ・キース』(VIVID VSCD5272)収録のディラン・ナンバーがクラブ・ヒットし、俄然注目を浴びた彼女の原点ともいえるアルバム。
■自由奔放に唄うソウルっぽいヴォーカル、変化に富んだサウンドが心に深く飛び込んでくる。特にアルバム・ラストの「The Big Blak Deep」は、まさにバーバラ・キース流フリー・ソウルの出発点。前半に登場するガッチョン作の「Walk A Little Closer」にもその影が見られる。ファンキーなサウンドに乗って唄う「Stranger Song」、心に染みるブルージーなバラード「Midnight Vow」、ジャジーなヴォーカル、オーヴァーダブ手法を取り入れた一人二重唱の「Lullaby」などもバーバラの類まれな才能を示す力作。