ザ・ジプシー・イン・マイ・ソウル THE GYPSY IN MY SOUL
- アーティスト
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ソフィ-・バーカル・サービットSOPHIE BARKAL-SARBIT
- レーベル
- ナリド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2007/11/21
- 品番
- NACD3244
- 税込価格
- 2,860円
- シリーズ
- She's So Jazzy Collection
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. MIDNIGHT SUN
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2. FASCINATING RHYTHM
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3. I'VE GOT A RIGHT TO SING THE BLUES
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4. WHATEVER LOLA WANTS
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5. BOTH SIDE NOW
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6. BALTIMORE ORIOLE
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7. THE GYPSY IN MY SOUL
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8. SOMEONE TO WATCH OVER ME
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9. SUNDAY
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10. SKYLARK
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11. CIRCLE
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12. THE MAN I LOVE
■カナダの由緒ある教会の聖歌隊で歌っていた祖父、そして父親の影響を受け、音楽に目覚めたソフィ。7歳の頃からすでにヴォーカル・トレーニグを始めていたという。影響を受けたシンガーには、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、カーメン・マクレイ、ダイナ・ワシントンら大御所の名前が並ぶ。2001年カナダの歌と踊りのコンテスト、ナショナル・ダンシング・チャンピオンシップにてベスト・ソ\\\ロ・シンガー賞を、2003年にはニューヨーク国際フェスティバルにてトップ・ヴォーカリストの名誉を受けるなど、その実力を証明してみせる。本アルバムのプロデューサー/ピアニスト、ビル・キングのFM番組に招待され、アルバム制作を勧められ完成したのが本作品。
■素晴らしくジャジーなギターのイントロ、ホーンに導かれ歌い出す「MIDNIGHT SUN」。エラ・フィッツジェラルドでおなじみのこの曲を聞いただけで、とても16歳の少女とは思えない余裕を感じさせてくれる。中盤のテナー・サックス・ソロも聞きもの。ペギー・リーも歌っているほのかなブルージさのある「I'VE GOT A RIGHT TO SING THE BLUES
」も難なく歌いこなしてしまうからすごい。さらに、ピアノ?テナーとつなぐソロも秀逸で、若く才能\\\溢れるソフィを全力でサポートしようという力の入れ様が伺える。\\r
■「SUNDAY」のようなミディアム・テンポのスウィング感には抜群な冴えをみせ、「BALTIMORE ORIOLE」、「CIRCLE」でははちきれんばかりの若さがまぶしい。そして更には、ビリー・ホリディの名唱で名高い「THE MAN I LOVE」を取り上げる志の高さと、身の丈を遥かに超えた出来には驚かされる。本作品中異色の、ジョニ・ミッチェルのヒット曲、ピアノとヴァイオリンをバックに歌われる「BOTH SIDE NOW」も絶品。とても16歳とは思えぬ大人顔負けのクオリティの高さと、時折見え隠れするティーンの青さがまた魅力にもなっている。第1章としては素晴らし過ぎる未来のスターのデビュー・アルバム。