コンシダー・ザ・ハート CONSIDER THE HEART
- アーティスト
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トニー・コジネクTONY KOSINEC
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2021/07/07
- 品番
- VSCD3998
- 税込価格
- 2,970円
- ジャンル
- サブジャンル
- SSW
- バーコード
僅か5枚のアルバムを残し、いまでは伝説化したカナダのシンガー・ソングライター、それも特別な存在の一人が、1973年、ニューヨークから故郷トロントに戻って完成させた3作目、それも、初のCD化だ。50年近い時の壁を越え、現代に真摯な歌声を響かせる。1973年にトロントの小さなレーベル、スマイル・レコードから発売された。日本では、1979年にCBSソニー・レコードからの発売だった。もちろん、当時はアナログ盤で、それが日本で発売される彼の初めてのアルバムでもあった。1970年代に入って、救世主の如く才気溢れるシンガー・ソングライターたちが時代を彩っていくことになるが、彼も正しくその一人、それも、特別な一人だった。
楽曲リスト
DISC1
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1. YOUR CONSTANT VIEW/HEART OF A SMALL BUSINESS
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2. THESE FINE LOVERS
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3. NEW YORK ITSELF
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4. YOUNGBLOOD ALAN
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5. DECEMBER 24TH
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6. BANGING ON A NAIL
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7. LILLY
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8. ALL THINGS COME FROM GOD
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9. SO LONG (UNRELEASED ROUGH MIX '72)
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10. THE DEAD (ORIGINAL DEMO)
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11. I WAS A TEENAGER TOO (ORIGINAL DEMO)
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12. THESE FINE LOVERS (ORIGINAL DEMO)
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13. NEW YORK ITSELF (ORIGINAL DEMO)
1969年のデビュー作『プロセス』も、1970年の伝説の『バッド・ガール・ソングス』も、当初ぼくらが接する機会は輸入盤に限られ、いずれも10年ほど経ってからの、名称こそ異なるが名盤シリーズの中での日本発売だった。その後も、その2枚はCD化されて親しまれる機会も増えたが、この『コンシダー・ザ・ハート』はCD化されていない。彼の作品の中でも難解にして傑作と言われながらも、手に入りにくかったので嬉しいCD化だ。しかも、今回は、「New York Itself」のリハーサル音源を含めて、5曲のデモや未発表の音源が加えられての発売となった。 <天辰保文:ライナー・ノーツより>
プロデューサーでもあるシッド・ケスラーを含めて、ピーター・アルヴス、フレッド・モーリン、ハワード・ワイズマン、ポール・シェーファー、ベン・ミンク、キム・パーマー、イアン・ガンサー参加。
※紙ジャケット仕様。未発表ボーナス・トラック5曲追加収録。