ライヴ・アット・シリア・モスク 1976 Live At Syria Mosque WDVE FM 1976
- アーティスト
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ジェイムス・テイラーJAMES TAYLOR
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2021/06/23
- 品番
- VSCD4148
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- サブジャンル
- AMERICAN ROCK / WESTCOAST ROCK / SSW
- バーコード
ワーナー時代最後のアルバム、『イン・ザ・ポケット』(76年)のリリースに伴うツアー中で、ピッツバーグの文化の中心的存在である伝統的なホールで行われたコンサートのFM放送音源をリリース! 前半はJTの弾き語り、後半はダニー・コーチマーやリー・スクラー、ラス・カンケルなどいつものメンバーにデヴィッド・サンボーンを加えたこの年ならではの特別編成がバックを付ける。さらに、『イン・ザ・ポケット』のレコーディングに少しだけ参加していたデヴィッド・リンドレーがJTのライヴに参加しているのは珍しく、非常に貴重な音源だ。もちろん、JTのパフォーマンスは非常に安定しており、実に聴き応えがある。JTの70年代のライヴ録音の中でも音質も申し分なく、ファンならぜひ押さえておきたい歴史的な録音だ。
楽曲リスト
DISC1
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1. Lighthouse
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2. Riding On A Railroad
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3. Secret O’ Life
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4. Shower The People
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5. Bartender’s Blues
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6. Anywhere Like Heaven
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7. Mexico
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8. Walking Man
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9. Fire And Rain
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10. Carolina In My Mind
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11. Family Man
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12. Hello, Old Friend
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13. Everybody Has The Blues
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14. Dance
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15. Hey Mister, That’s Me Up On The Jukebox
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16. I Was A Fool To Care
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17. How Sweet It Is
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18. Steamroller
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19. Sweet Baby James
シリア・モスクは1916年に建設され91年に解体されるまで、コンサートから講演、政治集会まで、さまざまな催しが行われたイスラーム建築の歴史的な建物。これはそんな場にふさわしい特別なコンサートだ。ザ・セクションからはクレイグ・ダーギの代わりにクラレンス・マクドナルドがキーボードを弾く。フィドルやスライドでデヴィッド・リンドレーが参加しているのは、この翌年にザ・セクションとリンドレーでジャクソン・ブラウンの『ラニング・オン・エンプティ』(77年)のレコーディング・ツアーを行うことを考えると、その前哨戦ともいえる。また、クレジットにはないが、この後長らくJTのコーラスを務めることになるデヴィッド・ラズリーとアーノルド・マッカラーが初めて参加したのもこのツアーから。このホールならではの柔らかな残響音。 当時の最新ヒットの「Shower The People」が始まると温かい拍手に包まれる。最後はアンコールの定番、「Steamroller Blues」と弾き語りの「Sweet Baby James」で締める。JTの音楽性が実によく伝わる貴重な録音だ。