THE ONE MAN BAND
- アーティスト
- 鳴海寛
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2016/04/13
- 品番
- RATCD4396
- 税込価格
- 2,546円
- ジャンル
- サブジャンル
- CITY POP
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. MR. SUNSHINE
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2. 母に捧ぐ
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3. 上高田に陽は落ちて
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4. AS MOON GOES (muramasa blues)
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5. MAGIC
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6. THE SUMMER BOUQUET
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7. REC-EM
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8. SPEAK LOW
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9. MORE THAN EVER
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10. JAMAICA
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11. ENDLESS SUMMER
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12. LOVIN' YOU
本作は、2004年に制作され、自身のウェブサイトでの販売だけでほんの僅かしか流通しなかった貴重な作品。敬愛するDAVID T.WALKERに捧げた(1)「MR.SUNSHINE」で幕をあけ、愛器ギブソンバードランドによる渾身のギタープレイを披露。続くピアノ曲(2)「母に捧ぐ」、胸に迫る詞が印象的な(3)「上高田に陽は落ちて」、雲井スケールを使った鳴海流ブルース (4)「AS MOON GOES(muramasa blues)」、(5)「MAGIC」での心に沁みわたる歌声。(6)「THE SUMMER BOUQUET」、(7)「REC-EM」からなるオリジナル盤収録7曲に以下の5曲を追加。(8)「SPEAK LOW」は、いくつか違うアレンジでも録音を残しているジャズスタンダードのメロウバージョンを収録。オリジナルの(9)「MORE THAN EVER」は、本作のジャケットデザイン画を描いた最愛の人にプロポーズがわりに捧げた曲。鳴海の十八番、ギターとスキャットのユニゾンが素晴らしい。ボビー・コールドウェルの名曲(10)「JAMAICA」では、一音一音に魂がこもった艶のあるギターを聴かせる。(11)「ENDLESS SUMMER」は、八神純子の数ある名曲の中でも最も美しいとカヴァー。鳴海節全開のギターソロは圧巻の一言。必聴!! ラストの(12)「LOVIN’ YOU」は、ミニー・リパートンの名曲で鳴海もライブでよく演奏した思い入れの強い1曲。寄せては返す穏やかな波の調べのようなバックトラックの中を自由に泳ぐギターにいつまでも身を委ねていたい。ここにある音は、音楽家 鳴海寛そのものである。鳴海の音を発する喜びや悲しみ、その気配の全てを感じてほしい。鳴海寛が残してくれた素晴らしい音楽の数々をリリースするNARUMIN MUSIC第1弾。
(NARUMIN MUSIC / TAKESHI NAGAKUBO)
【鳴海寛プロフィール】
1958年3月20日生。東京都新宿区出身。8才からギターとキーボードに親しみ、12才でバート・バカラックに感銘を受け、作曲を始める。その後、ジョアン・ジルベルト、デイヴィッド・T・ウォーカー、エウミール・デオダート等に影響を受ける。1976年、作曲コンテストに入賞しCM音楽でプロデビュー。谷山浩子等のライブサポートやスタジオコーラス等の活動を開始。1980年、八神純子のバックバンドMELTING POTに加入し、1982年に同バンド在籍中の山川恵津子とのデュオユニット東北新幹線で『THRU TRAFFIC』をリリース。以降、来生たかおのバックバンドや山下達郎のPERFORMANCE 1988-1989ツアーでサポートをつとめ、鳴海の代表的名演と言える「蒼氓」での全身全霊を注いだ素晴らしいギターソロをはじめとする名演の数々がライブアルバム『JOY』に収録された。楠木恭介、中山美穂、CINDY等の作品に作編曲で参加し、秀逸なプレイも披露。多田牧男と女性ボーカルとのユニット「frasco」で3作をリリース。ジャズギタリスト岡田準とライブ活動も行う。2004年8月には東北新幹線のリユニオンライブを行い同年9月に全てを自分で手掛けた自宅録音によるハンドメイドアルバム『THE ONE MAN BAND』を完成。体調を崩し、2007年のJUJUのアルバムに参加以降、表舞台から退くも自宅で音楽制作を続け、旧友とのライブやセッションを行っていた。2015年7月、これから本格的に再活動という矢先に惜しくも急逝した。