モア・オブ・ケイク More Of Cake

アーティスト
ザ・ケイク
THE CAKE
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2008/01/16
品番
VSCD4755
税込価格
2,750円
ジャンル
サブジャンル
HARMONY POP
バーコード
4540399047553
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
バロック/サイケ・ポップ仕立てのサウンドが不思議な魅力を放つ、“60年代最後のガール・グループ”といわれたザ・ケイクのカルト的人気を誇る二枚のオリジナル・アルバム(67年/68年)の初オフィシャルCD化。名曲「Baby That's Me」収録。

楽曲リスト

DISC1

  • 1. Baby That's Me (Mono Ver.)
  • 2. World Of Dreams
  • 3. You Can Have Him
  • 4. Medieval Love
  • 5. Fire Fly
  • 6. Rainbow Wood
  • 7. I Know
  • 8. Mockingbird
  • 9. Ohh Poo Pah Doo
  • 10. Stand By Me
  • 11. What's I Say
  • 12. Have You Heard The News 'Bout Miss Molly
  • 13. P.T.280
  • 14. Sadie
  • 15. Tides Of Time
  • 16. Medley:Walking The Dog/Something's Got A Hold On Me/Big Boy Pete
  • 17. Extroverted Introvert
  • 18. Under The Tree Of Love And Laughter
  • 19. Annabella Clark
  • 20. Who Will Wear The Crown
  • 21. Island Of Plenty
  • 22. Baby That's Me (Stereo Ver.) *ボーナス・トラック

■エレノア、ジャネット、バーバラの女性3人によって1966年にニューヨークで結成されたザ・ケイクは、67年、ジャック・ニッチェのプロデュース、ハロルド・バティステのアレンジで、デッカ・レコードからアルバム『ザ・ケイク』でデビュー。フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドを彷彿とさせるバロック・ポップ調のサウンドと、女性3人のドリーミーなヴォーカル・ハーモニーが完璧な調和を聴かせたが、68年のセカンド『ア・スライス・オブ・ザ・ケイク』リリース後、同年グループは解散。発表当時商業的成功は収められなかったが、共に有名なLAのゴールド・スター・レコーディング・スタジオで録音された二枚のオリジナル・アルバムは、60年代サイケ・ポップ&ソフト・ロックの失われた傑作として、今日ますますその評価は高い。本ディスクは、二枚のオリジナル・アルバム全曲に、ジャック・ニッチェ/ジャッキー・デシャノン作の「ベイビー・ザッツ・ミー」(オリジナルはレスリー・ゴーア)のシングル・ヴァージョンをボーナス・トラックとして収録。
■グループはソフト・マシーンのファースト・アルバム(68年)収録の「ホワイ・アー・ユー・スリーピング」にもバック・ヴォーカルで参加している。解散後、エレノア(チェルシア・リーと改名)とジャネットは共にジミ・ヘンドリックスの『エレクトリック・レディランド』、ジンジャー・ベイカーズ・エアー・フォース、そしてドクター・ジョンのアルバムやツアーに参加。またチェルシアは山内テツのレコーディングにも参加している。バーバラも、自身のバーバラ・モリロ&ザ・シュラインを含む様々なグループへ参加している。残念ながらジャネットは80年に30歳の若さで他界したが、残る二人、チェルシアとバーバラは、06年ニューヨークで開催されたジミ・ヘンドリックスのトリビュート・コンサートのためにザ・ケイクを再結成して、バディ・マイルズ、ジョニー・ウィンター、ホセ・フェルシアーノ他と共に参加した。