ホワイル・イン・エグザイル(生産限定紙ジャケット仕様) WHILE IN EXILE
- アーティスト
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テリー・テルソンTERRY TELSON
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/06/27
- 品番
- VSCD5047
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- BIGPINK
- ジャンル
- サブジャンル
- SSW
- バーコード
シカゴ生まれのフォーク・シンガー、テリー・テルソンが、75年にリリースしたファースト・アルバム。(オリジナル・リリース:1975年)
楽曲リスト
DISC1
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1. I AM GREY
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2. IF HELL IS SIN
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3. DIED WITH THIER BOOTS ON
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4. RUNNIN' BACK TO YOU
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5. DEFEAT OF CORNWALLIS
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6. THE ALLEY CAT & GRIZZLEY BEAR
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7. SHADES OF YESTERDAY
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8. MERMAID
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9. WHEN EVENIN' COMES
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10. WHERE THE WINDS BLOW ME
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11. LET THE TEARS SUBSIDE
■ギター、バンジョー、ピアノ、ダルシマー、ハーモニカをすべてひとりでこなすというマルチ・インストゥルメンタリストぶりを発揮した、いわゆる宅録による完全なセルフ・レコーディング作品。日本ではほぼ無名ながら、70年代レア・フォークの一枚として、海外での評価は高い。60年代半ばごろから、スティーヴ・グッドマン、ジョン・プライン、ボニー・コロックらと共に、ソロ・アクトとしてシカゴ周辺のカレッジ/クラブ・サーキットで活動を開始。70年代に入ってから、数年間をすごしたアリゾナで録音したのが本盤。ジャケットのモノトーンの色合いが醸し出す雰囲気は、中身の研ぎ澄まされたシンプルな音楽をよく表している。全体を覆うダウナーな感覚は、そのシンプルなアレンジによって、アーティストの内側から湧き出るような迫力に満ちている。ややしゃがれて哀愁を感じさせる歌声はときにジャック・ハーディ(70年代からグリニッチ・ヴィレッジ周辺で活動するフォーク・シンガー)を思い出させ、ダルシマーがブリティッシュ・トラッド風味を醸す[5]、バンジョーのルーラルな響きが印象的な[6]、メロウなキーボードと淋しげなハーモニカがほどよくブレンドされ、どこかニール・ヤング風な[9]あたりが特に耳に残る。