クーン・エルダー・バンド・フィーチャリング・ブレンダ・パターソン(生産限定紙) THE COON ELDER BAND FEATURING BRENDA PATTERSON
- アーティスト
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クーン・エルダー・バンドTHE COON ELDER BAND
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/11/28
- 品番
- VSCD5071
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- BIGPINK
- ジャンル
- バーコード
クーン・エルダー・バンドは、75年にアルバム・デビューしたアメリジング・リズム・エイセズと共に、メンフィスから登場したプログレッシヴ・カントリー派の代表格。マーキュリー・レコードと契約して、78年にファースト・アルバムとなる本盤をリリースした。(オリジナル発売:1977年/SOULTASTIC PRODUCTIONS, INC.)
楽曲リスト
DISC1
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1. LOVE BEING YOUR FOOL
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2. I AIN'T NO COWBOY (I JUST FOUND THE HAT)
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3. MINUTES TO HOURS
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4. LATER ON
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5. BASIC LADY
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6. WHAT DOES IT TAKE (TO WIN YOUR LOVE)
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7. KEEP ON RUNNING
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8. SEND HIM HOME TO MAMA
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9. TRAIN GONE FOREVER
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10. GRINNIN' MY BLUES AWAY
フィーチャリングのブレンダ・パターソンは、ドン・ニックスのスワンプ・ロック・レビュー<アラバマ・ステイト・トゥルーパーズ>をへて、73年のプレイボーイ盤でもっとも知られる女性スワンプ・シンガー(このあとボブ・ディランのサウンドトラック盤『ビリー・ザ・キッド』収録の「天国への扉」にコーラスで参加)。ホーン・セクションをフィーチャーしてサザン・ソウル風に展開する[1]から、エルダーとブレンダのヴォーカルの掛け合いが存分に楽しめる。ハートウォーミングなヴォーカルといい、エルダーのジョン・セバスチャンにもつうじるグッドタイミーな資質が存分に伝わってくる[2]。ファースト・ソロでの泥臭いスワンプ・ロックでなく、こうしたリラックスした雰囲気のなかでのブレンダも最高。カントリー&ウェスタン、ソウル、R&B、ハード・ロックなどの多彩な南部音楽のルーツをゴッタ煮にしたような魅力は、同時期のチャーリー・ダニエルズ・バンドなどにもつうじるもの。プロデューサーは、イーグルスのアルバム・クレジットなどで名ストリング・アレンジャーとして知られるジム・エド・ノーマン(イーグルスとの関係はドン・ヘンリーの60年代中期のバンド、フィリシティまでさかのぼる。その後シャイローと改名。リンダ・ロンシュタットのバック・バンドをへて、イーグルスへと発展)。エルダーは2011年5月16日、テネシー州メンフィスの自宅近くで自動車事故で死亡した(享年65)。