オールディーズ・バット・グッディーズ (生産限定紙ジャケット仕様) OLDIES BUT GOODIES
- アーティスト
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ピーター・チャルマーズPETER CHALMERS
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2013/04/24
- 品番
- VSCD5100
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- BIGPINK
- ジャンル
- サブジャンル
- SSW
- バーコード
ラスト・アルバムとなった本盤は、20年代から30年代にかけてのトラッドやホーギー・カーマイケル、ファッツ・ウォーラー、ブラインド・ブレイクなどのポピュラー・ソングをギターと歌を軸にし、シンプルな演奏で作り上げたアコースティック・スウィング・アルバムの隠れた名作。(オリジナル・リリース:1981年/Alley Records)
楽曲リスト
DISC1
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1. Nobody's Sweetheart
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2. Big Time Woman
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3. Dallas Rag
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4. Lazybones
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5. I Found A New Baby
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6. Ain't She Sweet
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7. New Righteous Blues
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8. Viper's Drag
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9. Struttin' Rag
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10. Diddie Wah Diddie
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11. Chicken Ain't Nothin But A Bird
カナダ、オンタリオ出身のフォーク・シンガー/ギタリスト、ピーター・チャーマーズ。最初の2枚、ファースト『フロム・ゼア・トゥ・ジャスト・アバウト・ヒア』(75年)とセカンド『レディ・アンド・ストレンジャー』(76年)につづいて、3作目『スーナー・ザン・トゥデイ』(78年)と4枚目『オールディーズ・バット・グッディーズ』(81年)が本シリーズに加わった。4枚目にしてラスト・アルバムとなった本盤は、前3作から趣向を変えて、タイトルどおり収録曲は20年代から30年代にかけてのポピュラー・ソングなど、オールドタイミーなものばかり。トラッドはもちろん、ホーギー・カーマイケル、ファッツ・ウォーラー、ブラインド・ブレイクなどのナンバーを含む、ギターと歌を軸にしたシンプルな演奏が醸しだす小粋なスウィング感が心地よい、アコースティック・スウィング・アルバムの隠れた名作。メンバーは、チャーマーズ(ヴォーカル、ギター)以下、リック・デヴィッドソン(ギター)、エリック・ジャクソン(アコースティック・ギター)。なんとも可愛らしいジャケットのアートワーク同様、これまでになかった和み感が最高。それだけに90年代初頭に心臓発作で亡くなった(まだ40才にも達していなかった)その早すぎた死が惜しまれるが、残された4枚のアルバムによって、カナダ生まれの“ケルティック・ルーツ・ギタリスト”としての彼の名前は、永遠にファンの心のなかに刻み込まれたにちがいない。