エンプティ・ベッド・ブルース EMPTY BED BLUES
- アーティスト
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ジョッシュ・ホワイトJOSH WHITE
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2005/07/20
- 品番
- VSCD5274
- 税込価格
- 2,640円
- ジャンル
- バーコード
1950年代終盤から60年代初頭にかけてブームとなったフォーク・リヴァイヴァルのなかで、白人インテリ層に大うけした黒人ブルース歌手が、ジョッシュ・ホワイトだった。洒脱なヴォーカル、ジャジーなアコースティック・ギターは、当時のライヴ・ハウス「コーヒー・ハウス」を沸かせ、初期白人フォーク歌手たちに洗練されたブルースマンとして人気が高かった。特に初期ライ・クーダー、ジョン・ハモンド、ボブ・ディランなどが関心を示し、ジョッシュのワン・アンド・オンリーのフォーキー・ブルースは、都市部の若者たちを魅了した。本作は、フォーク・レーベルの老舗「エレクトラ」から1962年に発売された入手困難だったアナログ盤のCD化。ジョッシュのエレクトラ・ラスト・レコーディングとしても広く知られている。
楽曲リスト
DISC1
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1. EMPTY BED BLUES
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2. MOTHER ON THE TRAIN
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3. BOTTLE UP AND GO
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4. BACKWATER BLUES
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5. BABY BABY BLUES
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6. LORD HAVE MERCY
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7. HOME IN THAT ROCK
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8. PAUL AND SILAS
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9. HIS EYE IS ON THE SPARROW
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10. THAT SUITS ME
01:Empty Bed Blues
アルバム表題となったジョッシュの代表作。黒人ブルースマンにしては垢抜けたヴォーカルが話題を呼んだ。洗練されたアコースティック・ギターも聴き所。
04:Backwater Blues
数多のブルース歌手が唄っているが、ここでのジョッシュ節はポップなテイストで、万人にブルース啓蒙をおこなった事実がよく理解できる。
05:Baby Baby Blues
本作での異色トラック。トランペット、ドラムスを配したお洒落なジャズ風味の作品。ここでも小粋なヴォーカルが際立っている。
♪プロフィール
ジョッシュ・ホワイトは、1914年サウス・カロライナで生まれた。15歳からブルースマンとしてプロの道を歩み、ブラインド・ボーイ・フラー、ジョン・ジャクソンなどに影響されたと言う。また黒人ブルースマンとしては、早くからジャズ・シーンとかかわりを持ち、ビリー・ホリデイが大好きだったという。代表作「One Meat Ball」は、ライ・クーダーがカヴァーして、ジョンの名前はロック・ファンに知られることとなった。