トリッピ−・タウン TRIPPIE TOWN
- アーティスト
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チェ・スダカCHE SUDAKA
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2009/07/15
- 品番
- VSCD5445
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- サブジャンル
- メスティソ・ミュージック
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. COSMOPOLITAN TIME
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2. SIN PAPELES
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3. LA CACEROLA
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4. LA GUERRA
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5. EL MUNDO AL REVES
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6. UTOPIA PARA NO MORIRME
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7. PERROS DE LA CALLE
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8. LO QUE TE QUIERO DECIR
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9. CHE DUB WISE VERSION
■ ラテン・アンダーグラウンド・レベル・ミュージックの雄、多民族音楽集団チェ・スダカが遂に日本解禁!! ジョー・ストラマー・アンド・ザ・メスカレロスを知っているなら、彼の方法論を信じているなら、この“チェ・スダカ”を避けては通れないだろう!! レゲエ、スカ、パンクを取り入れたレベル・ミュージックはカテゴライズする事は不可能だし、ましてやワールド・ミュージックなんてお行儀の良さそうなジャンルには到底当てはめられない、ダンス・サウンドにしてストリートから生まれた叛逆のロックなのだ!!
■ クラッシュ、ジョー・ストラマー・アンド・ザ・メスカレロス、マノネグラ、マヌ・チャオ、フェルミン・ムグルサ、ゴーゴルボルデーロ、ここらへんにピンときたら要注意です!
「拡声器から聴こえて来るのはどんなメッセージ?やたらと耳に来るサイレン音、紛れもなく民衆に警戒心を植え付けるかのような攻撃的なサウンド。“チェ・スダカ”との出会いは衝撃的だった。彼等を知る上で重要な事は、嘘、偽り、ヤラセ等が一切無い、リアルなストリートの音を出す集団だってことだ。俺は2ndアルバム『アレルタビオッツア』を先に聞いてしまったが、余りのヤバさに1st『トリッピー・タウン』を手に取る迄さほど時間はかからなかった。ジャケットのセンスに何故か聞く前からワクワクさせられた。それは確実に“あのバンド”のアートワークに通じるコラージュセンスだったからだ。あのバンドとは、独立系フランス・ロックの伝説的バンド“マノネグラ”のことである。ロックにラテンにヒップホップ、レゲエにライ等のストリート・ミュージックを渾然一体と掻き鳴らし、92年には半年間に渡りラテン・アメリカ・ツアーを決行、世界中にフォロワーが急増したのはご存知の通り。この種から芽が出て様々なタイプのグループが出てくる中、アルゼンチンはマル・デル・プラハから“チェ・スダカ”の前身バンド、“コレカミノス”が誕生した。バンドはアルゼンチンで8年程活動をしたらしいがレコーディングのチャンスも無く、新たなチャンスを掴むためにバルセロナに辿り着いた。しかし現実は厳しく、次第にメンバーもバラバラになる。それでも諦めることなく悪戦苦闘するなか、02年にようやく“チェ・スダカ”を結成する。そして03年には念願の1stアルバム=本作『トリッピー・タウン』を完成させた。アコースティツクなアプローチの中に見せる、シンプルだけど奥行きのあるサウンドで聴かせるサルサ、クンビア、レゲエ等の楽曲は、彼等の旅の序章を告げるかのようだ。このアルバムに収録された9つのトラックを聞き終えたら、あなたの世界が広がった事に気付くだろう。それこそがメスティーソ(混血)・ミュージックの入口なのだ。」
PACHUCABRAS RYOH