ベスト・オブ・ザ・ラギン・ケイジャン　１９６９−１９７８ BEST OF THE RAGIN' CAJUN 1969-1978

■ダグのデビューは、1940年代後半。ラスティ＆ダグ・カーショウという名の兄弟バンドで、カントリーの殿堂「グランド・オール・オープリー」で活躍。その後、兄弟は別々の道を歩み始める。自身のバンドを結成したダグは、1960年代にカントリーの巨人ジョニー・キャッシュに認められ、彼のTVショウに出演して荒々しいケイジャン・フィドル（ヴァイオリン）で話題を集めた。ワーナー・レコードから発売した「Diggy Diggy Lo」、「Louisiana Man」が大ヒット、全米で脚光を浴び、独自の路線「ケイジャン・ロック」の人気者となる。その後スタジオ・ミュージシャンとしても大活躍、カントリー・ロック黄金期に発売された数々のアルバムにゲスト出演、ロック・ファンの間で高い評価を受け、デレク＆ザ・ドミノスのオープニング・アクトを務め、その名を知られるようになる。伝統を継承したケイジャンから、同じルイジアナ出身のエルヴィン・ビショツプやDR.ジョンらが参加したアルバム「FLIP FLOP & FLY」からのセレクション・ナンバー、ジョー・ターナーでおなじみの表題曲やザ・バンドのカヴァー「RAG MAMA RAG」まで聴き所満載。