ソングス・フロム・スーサイド・ブリッジ(生産限定紙ジャケット仕様) SONGS FROM SUICIDE BRIDGE
- アーティスト
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デヴィッド・カウフマン&エリック・カブールDAVID KAUFFMAN AND ERIC CABOOR
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/12/19
- 品番
- VSCD6028
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- サブジャンル
- SSW
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Kiss Another Day Goodbye
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2. Neighborhood Blues
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3. Life Without Love
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4. Angel Of Mercy
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5. Life And Times On The Beach
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6. Backwoods
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7. Midnight Willie
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8. Where's The Understanding?
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9. Tinsel Town
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10. One More Day(You'll Fly Again)
デヴィッド・カウフマンとエリック・カブールが出会ったのは82年のロスアンゼルス、ふたりがコーヒー・ハウスで演奏活動をしているときだった。この84年リリースのファースト・アルバムでは、タイトルにある「自殺橋」とは、パサディナにあるコロラド・ストリート・ブリッジという実在の橋で、いわゆる自殺の名所。収録された曲はどれも人生の暗い側面についてのものばかりで、ジャケット同様のグルーミーなトーンで一貫している。1984年6月にわずかなプレス枚数でリリースされ、いくつかのカレッジ・ラジオ局に配られただけのレア・アイテムだ。カブール(アコースティック、エレクトリック、スライド、スティールの各種ギター、マンドリン、ダルシマー)とカウフマン(アコースティック・ギター、ピアノ、ベース)ですべての楽器を演奏。オーヴァーダビングを最小限に抑えた結果、当時の彼らのライヴ・ステージの雰囲気そのままを伝えるようなプリミティヴな魅力にあふれている。ときにカナダのシンガー・ソングライター、ブルース・コバーンを引き合いに出されるのも納得。本作のあとザ・ドローヴァーズとして『ビヨンド・ザ・ブルー』(89年)と『タイトロープ・タウン』(92年)の2枚のアルバムを、本作と同じ自主レーベルのドンキー・ソウルからリリース。前者にはペダル・スティールのレオ・ルブラン(ジョン・プライン、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、キャロル・キング他)他がゲスト参加。地元の音楽誌には「かつての南カリフォルニアのフォーク・ロック/カントリー・ロックの精神を受け継ぎ、ローリング・ストーンズからハンク・ウィリアムスに至る、様々なふたりの音楽的背景を感じさせる傑作」とも評された。
(オリジナル発売:1984年)